再会

c0071527_1858219.jpg診察日当日、やっと赤ん坊に再会できました。ただ、抗HIV薬をしばらく服用できていなかったせいか、可哀想なことに終始機嫌が悪く、あの可愛い笑顔をみれずじまいでした。

赤ん坊は2歳まで母親と一緒にいれるが、母親の判決如何でそれより刑期が長い場合は、法的に資格のある保護者に引き取られるか、そのような人が居ない場合はしかるべき児童養護施設で保護されるというのが標準的な措置ですが、医師と私がいままでの経緯を刑務所の係り官に説明し、たとえ母親が短期で出獄できても、赤ん坊にとって最適の選択は母親から離して児童養護施設で保護されること、と申し出ました。
もう一つの問題は、母親が出獄したあとはもう一つの法的措置に直面します。ビルマ人の彼女は4年近く不法滞在を続けているのです。出獄後はその罪により、強制送還になるはずですが、その際に赤ん坊をビルマに連れ帰ると、今のビルマの現状では適切な治療を受けられる可能性が低く、何としても赤ん坊をタイに置いていくようにとの説得が必要になるでしょう。

一方受け入れ側のタイですが、赤ん坊はビルマ人の母親と西洋人のハーフにも関わらず、出生届けを出した時に、母親が友人のタイ人の男性の名前を借りて父親として届けでたため、赤ん坊は書類上はタイ国籍になっています。しかしこの虚偽の申告がネックになって赤ん坊の国籍に言及されるかもしれない懸念もあります。 所在地が特定でき適切な治療を受けられ、安心したのもつかの間、まだまだ難しい問題を抱えています。
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by karihaha | 2012-06-14 19:01 | ブログ | Comments(0)
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