進学費用 覚え書き

Patが大学に進学したことで本人はもとより、中学2年生の時から関わってきた私も達成感を感じています。 

彼女の学費や生活費をどうしていくかと話し合っていく中で、タイの学費や奨学金事情が分かりかけてきました。 タイも中学3年生までは義務教育で建前として一応無償教育をうたい、僅かながらも政府からの補助があるのですが、私の関心は高校一年生以降の費用はどうなっているのかということです。知りたかったのは、山岳少数民族やビルマの経済難民の子ども達のように、親の援助が望めない子供が高等教育の場で勉強を継続するには金銭的にどうすればよいのかということです。


そうして今までに知りえたことを覚え書きの意味で書き留めておこうと思います (1タイバーツ3.5円)

学生ローン:高校・大学生の授業料と生活費。授業料は全額。生活費は高校生月1,100バーツ、大学生2,200バーツ。新入学の第一学期はまず自己負担し、申請後許可が下りればその立替分も支払われる。

奨学金:無償の奨学金。個人・財団からの他に、政府系(?)では勉学優秀な大学生に年間27,000バーツ。但しこれはかなり狭き門だとか。

その他に医師・看護師を目指す学生には授業料の優遇の他、生活費として年間50,000バーツ(?)が支給される。しかし卒業後は政府系の病院で数年間働くことが義務付けられる。

住居費 :公立の大学の場合は寮であれば年間2,000~3,000バーツと安価。大学1年生の1年間は寮がある大学は寮暮らしを義務付けられるところが多い。それ以降は学生同士で部屋を借りてシェアをしているよう。

生活費: 学生ローンの2,200バーツでは到底足りず、平均して2,000バーツ以上の捻出が必要。

Patの場合は新設大学のせいか寮費が突出して高く年間17,000バーツ。とはいえ一般的に学生ローンがあれば、費用負担の目途がつくということに気づかされました。具体的な手続き方法等は今後もっと調べていくとしても、これなら私が関わっているような、経済的に恵まれず、親からの援助は望めないような子ども達でも進学を勧めることに弾みがつきます。

ただしこのような制度もあくまでタイ国籍がある子ども達だけに適用されるようで、ビルマの難民子弟とその家族がその費用を全額捻出するとなると、相当高いハードルになるでしょう。現実問題として国籍のない大学生やその卒業生はほんの数えるほどだということです。

大学卒業資格があれば国籍取得の道が開けるとは言え、卒業しても医師や看護師等の専門職に道が開かれていないという厳しい現実もあります。
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by karihaha | 2013-05-11 03:37 | ブログ | Comments(0)
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