山を越えて

今月もチェンダオ病院、リハビリ室の理学療法士の出張リハビリに同行させてもらいました。

病院からの出発8時30分に間に合わせるのは、遅くともチェンマイ発6時30分のバスに乗らねばなりません。ということは逆算すると5時前起床。。 『遅寝遅起き』の普段の怠けきった日常にはかなりきついベースです。

それでもなんとか間に合い、寝不足の身体に鞭打ちつつ病院からの車に乗り込みました。まず最初の行く先はチェンダオから更に山奥、ビルマ国境に近い、国民軍残党の中国系住民が大多数を占める村です。文字通り野越え山越えを1時間、先月も訪問した7歳の少年宅では母親と妹も待っていてくれました。

理学療法士がリハビリをする間、母親や可愛い妹と話がはずみました。この家族には他に11歳の姉がおり、村にある学校に通うほか、放課後は中国語を教える学校に行っているとか。テスト結果や教材を見せてくれましたが、漢字のおかげで私にも分かる内容で、そう言えば、地域の保健所や村のいたるところで漢字表記があります。こんなことからも60年以上前に本当に山を越えやってきた中国人なんだと実感できました。


まだ5歳にもなっていない妹がタイ語の文章を大きな声で読んでくれました。彼女の姉も学校でも補習校でも優秀な成績のようです。

しかしタイで生まれた彼らでさえいまもタイ国籍が与えられていません。彼らだけではなく村の学校の500人を超える生徒の大半も同じです。国籍がないとおのずと将来の選択肢も狭くなります。このことは特に、将来障がい者の弟(兄)を支えなければならないこの家族には特に厳しい現実でしょう。

タイ語と中国語ができる彼らはタイにとって有益な人材だと思うのですが。。、この少数民族に限らず、タイの2年後のASEAN共同体創設がらみで、人権面に進捗があるのを期待しているのですが。
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by karihaha | 2013-07-17 20:29 | ブログ | Comments(0)
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