周りの友達のように

先週末のBoo宅への突然の訪問のあと、やるべき課題の第一はBooの退学を阻止することです。そのため今週始め、早速彼女の通う学校へ行きました。

授業が終わる午後3時にBooと待ち合わせ、時間通りに着くと生徒たちが思い思いにグループを作り木陰で寛いでいました。 この学校はメーテン郡では一応名の通った中高一貫校です。公立であるため、際立ったお金持ちの師弟が大半を占めるというような学校ではありませんが、年5千バーツの授業料を払えるとなると、やはりある程度の家庭環境にはあるのでしょう。

Booは自宅での様子とは少し違って、洗濯とアイロンがけの行き届いた制服に身を包んでいました。外見からは今Booが置かれている家庭環境は想像がつかないと思います。

早速奨学金担当の先生とお会いしました。彼女は去年まで3年間は財団からの奨学金を受け取っていたので、先生もよく事情はご存知でした。 財団が支援を打ち切ったので家族(母親)は退学させたがっているが、今後は私が財団に代わって支援をする。基本的には授業料と通学の車代を考えていると言うと、学校には授業料が払えない生徒には少人数ながら授業料免除の制度もあるので検討してみると言ってくれました。何事もアプローチしなければ事は始まらないにしても、もう少し早めにそのことを彼女に言ってくれていたら、と思うのは私だけでしょうか。

通学は乗り合いスクールバス(トラック)で月550バーツ(1,650円)。20kmの距離であればいたし方ない金額でしょう。Booはこのバスに間にあうため、毎朝6時に家をでます。問題はこの支払いで、聞くと新学期が始まってから一度も払えていないとか。一学期分の授業料はかろうじて払えたが、4ヶ月の車代合計2,200バーツは未納のままだとか。財団から奨学金を受け取るために開いた銀行口座の通帳を見せてもらうと残高も17バーツあまり。それにしても車の持ち主も親切なことです。同じ村の人ということですから、見るに見かねてということもあるのでしょう。

とりあえずは車代を清算するように現金で預け、今後の費用のための金額は口座に振り込むことを約束し面談は終わりました。 これでBooも遠慮なく車を利用できるでしょう。

この日、母親は病院に検診に行っているとか。母親は私が支援をすることでBooが勉強を継続することには同意しているとのことで、すぐにBoo退学させ働かせなければならないという事態はいまのところ避けられそうです。ただ最近になってまた仕事を辞めたらしく、また先日の訪問時に会った婦人も親戚ではなく、ただ近所の住人。唯一の村での親戚は母親の父、つまりBooたちの祖父で、いまは近隣の果樹園の番人をしているとか。そのような状態では経済的支援も望めそうもありません。


学校からの帰り、生徒たちがバレーボール(?)の観戦で歓声をあげていました。Booも彼らと同じように屈託のない笑いをあげたり、お金の心配のない学生生活をおくらせてあげたいのですが。。
c0071527_19582296.jpg

[PR]
by karihaha | 2013-09-04 19:58 | ブログ | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 2020 オリンピック 虫の知らせ? >>