一般病棟

一昨日の午後、出先にBuuの居る集中治療室の看護師から電話。すぐに来てくれないかと言うのですが、出先に居る旨を伝え要件を聞くと、「医師の意見としては、心臓も弱っているしこれ以上の治療をすると大掛かりなことになるので。いまは酸素吸入と点滴にとどめている。その方針を待機している母親に伝えたが要領を得ないので来て欲しい」とのこと。

用事をすませ夕刻病院にかけつけると、母親と、付き添ってきたBuuの小学生の姉が部屋の前でポツネンと座っていました。彼女は入院当日から『通訳』として母親に付き添っています。しかし小学校3年生のタイ語力では病院がらみの話は難しいのでしょう。周りに毛布等の寝具があるのは2人でここで夜明かしをしたのでしょう。

部屋に入ると看護師の言葉通りBuuはさしたる手当てもされていませんでした。確かに栄養失調では時間をかけて体力の回復を待つしかないのでしょう。一応の説明を受けたあと、この状況でやっぱり私が言えることは医師に任せるということだけです。親族が決められないからと言って、いや親族は出来るだけ早く安らかに逝って欲しいと思っている状況で、他人の私が決済できる問題ではありません。


そして昨日夕刻再び様子を見に行ってみると、彼女はすでに一般病棟に移動していました。集中治療室の看護師が「週末はここに居て、月曜日にはチェンダオ病院に移動する」と母親に伝えると、泣いたそうです。「もうイヤだ」と。

病棟に上がるとBuuは安らかに眠っていました。体温も上昇したようで、こころなしか身体全体がふっくらしたような気がします。爪もピンク色を取り戻しました。 しかし母親は相変わらず感情をあらわさず、黙りこくっていました。父親が来たのかと尋ねると、近所の友達を伴って7人で来たと言います。小学生の娘の姿が見えないところをみると、父親と一緒に帰宅したのでしょう。


立ちつくす母親に座ってもらい、「夫婦関係が悪い上に生活が苦しいのは分かるが、やっぱり子どもとして生まれた限りは最後まで扶養義務がある。事情が分かるから私も出来るだけ協力しているし、これからもそうするつもり」と話しました。

たった2・3日のこの入院で目に見える回復をしているBuuは、やっぱり生きる権利があると思うし、その彼女の気持を代弁し、守ってやらねばと強く思っています。 
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by karihaha | 2013-09-15 14:35 | ブログ | Comments(0)
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