金髪の天使、その後

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ギリシアのロマ(ジプシー)集落で保護された金髪・碧眼の少女、Mariaの親が名乗り出たということは日本でも報道されています。両親ともブルガリア出身の同じくロマで、ギリシアに出稼ぎに来たときに帰りの旅費がなく、僅かな金銭と引き換えに養親に売り渡されたとも言われています(この金銭の授受があったということは、双方とも否定してはいますが)。Mariaはその後物乞いやダンスに駆り出されていたようです。

報道ではDNA鑑定で確認されたと言われていますが、この母親からMariaのような容姿の子どもが生まれるのだろうか、と大いに疑問に感じました。写真で見るかぎりでは実親はどうみても典型的なロマですが、Mariaは北ヨーロッパ人を思わせる外見です。しかしMariaの兄弟の写真が鑑定の正確さを証明していました。

今回のことで少し調べた中で分かったことは、ロマの起源は北インドの一民族で、11世紀ぐらいから移動型民族としてヨーロッパ各地に渡ってきたこと。現在は特にギリシャ・ブルガリア・ルーマニアでの人口比率が高いことです。

そのような長い歴史を通して混血が繰り返され、Mariaやその兄弟のようなDNAの神秘とも言える現象が起きるのでしょう。


さてMariaの今後ですが、実親は引き取ることを強く希望しているようですが、ギリシャとブルガリア双方が話し合っている中でその可能性は低く、いま一番可能性があるのはブルガリアのしかるべき里親に引き取られることだそうです。そうなれば何はともあれ安心です。

実の子どもを売買(譲渡)してしまう親や養親には、今後の福祉や教育を期待できそうもありませんから。
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by karihaha | 2013-11-02 20:07 | ブログ | Comments(0)
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