おじいさん

奨学生の一人、レーヌーは今年高校一年生になりました。彼女の家族は母親と90歳を超える祖父の3人です。以前にも書きましたが、母親には軽い知的障がいがあり、一家の大黒柱としての責は依然として高齢の祖父が担っています。

2学期になり、奨学金を届けに久方ぶりに家庭訪問をしました。その都度食料品や家庭雑貨を持って行くようにしているのですが、今回はつい前日ヌット先生がお米20リットルを買ってあげたということで、副食になるものにしました。

一家はヌット先生とは庭を挟んでお隣同士ですから、先生が陰になり日向になり支援しています。先日は先生のトラックの荷台に新しいマットレスが2枚あったのでその用途を尋ねると、おじいさんと母・娘のためのもので、破れたゴザに寝ているのを見るに見かねて買ってあげたそうです。

私が村の店で食料品を選んでいる時、インスタントラーメン30袋入りの箱を注文すると、先生が「前に一袋を家族3人で食べているのを見たことがある。おじいさんはスープだけで、孫に麺を食べさせていた」と教えてくれました。


そんなことからもおじいさんの筆舌に尽くしがたい困難な人生が想像できます。でも幸いなことに頭脳は明晰で、身体も時折病院にかかるぐらいで大きな病気もなく、いまも家族を守っています。

届けた食料品のお返しに、庭でなっていたキュウリやパッションフルーツをお土産にするよう母親に指示するなど、細かい心遣いもしてくれます。

たった一人の孫が無事高校・大学を卒業して家族を支えられるようになるまで元気でいて欲しいと願ってやみません。
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by karihaha | 2013-11-04 20:00 | ブログ | Comments(0)
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