遠足

チェンマイでもいちごの栽培が盛んに行われています。でも毎年冬になると出回るそれは、真赤な色はさておいて、味となると日本のいちごに慣れている身には、その似ても似つかぬ酸っぱさ、硬さに辟易することになります。 現にこれを書いている今も、思い出すだけでツバが湧いてくるほどです。
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そんなストロベリー(こちらでもストロベリーと呼ばれています。発音は少し違いますが)でも子供たちにとっては特別なもので、チェンマイから75kmほどの郡で毎年開催されるストロベリーフェアに連れていくことにしました。

子供のメンバーはNamuu、双子ちゃんと双子の姉です。 Namuuに関しては12月の誕生日以来、一緒に外出したことがなく、1月に迎えに行ったときもおばの子供(2歳)の子守がいないと断られています。 それではとおばには1月から今回の遠足の計画を伝え、了承をもらいました。そして念のためと、数日前にも確認の電話を入れ、「問題ないよ」という返事に安心していました。

あらかたのスケジュールを組み、車の手配もすませた遠足前日の夕刻、おばの携帯から電話がありました。嫌な予感がしながらとると、Namuuで明日は行けなくなったというのです。 理由を聞くと、レストランのお客が多くなるだろうから子守をしなければいけないと言うのです。

確かにその週末はチェンマイ市内でも『フラワーフェスティバル』が行われており、繁華街にあるおばの経営するレストランでも人手が足りなくなるというのは分からないでもありませんが、もう2ヶ月越しの計画、それもたった半日の都合がなぜつかないのか。 断るなら断るでなぜ12歳の子供にその役目を押し付けるのか。

おばへの憤りは勿論のこと、Namuuの今の立場の哀れさと、それに対して自分が何もできないじれったさ。服役中の母親が2度も過ちを犯し、ひいては保護者責任を全うできない事態に陥ってしまったという、さまざまな『大人の都合』にふりまわされているNamuuのことを思うとやりきれなさがフツフツと湧いてくるのです。
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結局当日は双子とその姉を連れての、予定通りの遠足を決行しました。 良いお天気に恵まれ、同じくなかなか出かける機会のない子供たちが楽しんでくれたようだったのがせめてもの慰めでした。
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by karihaha | 2014-02-20 00:15 | ブログ | Comments(0)
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