頑張って

3月中旬からは殆どの学校が長い長い夏休みに入ります。 今年は高校生までは例年通りおよそ2ヶ月間、新学年度は5月中旬からです。 ところが大学生となると殆んど年の半分、つまり8月まで休校です。これは2015年のAsean経済統合に合わせての措置だそうですが、たとえ今年に限っての事とはいえ、大学生目当ての商売をしている、食堂や下宿を糧にしている人たちは大変でしょう。


先週の金曜日からは支援先の村の小学校も休みに入りました。その前に頼まれていた子どもたちの件で小学校に出向きました。

その子どもたち(小四の兄と小三の妹)の母親は去年6月の雨季に大流行したインフルエンザで病死し、父親も今年の2月に木から落ち、両足骨折と臀部の骨折という重症を負ったのです。 家族にとっては弱り目にたたり目の不幸続きです。そこで父親が働けるまでの間の支援要請があったわけです。

まず家庭訪問をしてみると、いまは子どもたちが父親の食事や、身の回りの世話をしているのですが、家は荒れに荒れた状態で、足の踏み場もない中で父親が横たわっていました。こんなことからも、たとえ父親が健常であってもいかに生活が荒れていたか、想像にかたくありません。

担任の先生を交えてのインタビューの中で、「お父さんはお酒を飲むの?」と聞くと即座に否定した兄。でもヌット先生は「あれは嘘だよ。飲むと言うと助けてもらえないと知っているのよ」と言います。

結局いつものようにヌット先生にお金を預け、必要な都度食料品の現物支給をすることにしました。特に2ヶ月間もある夏休み中は一日一度の学校給食も期待できないため、子どもたちの食糧・栄養源確保は喫緊の問題です。


最後に二人の写真を撮らせて、と言うとスッと立ち上がり、二人が肩を組んだポーズをしてくれました。自然なその仕草からも、兄妹が助け合って生きているのだナー、と感じられ『頑張って』と祈らずにはいられません。
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by karihaha | 2014-03-17 00:48 | ブログ | Comments(0)
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