ホムカム

こちらでも日本のテレビ番組のビデオを見る方法があるのですが、『ホムカム』と言う、日本在住の外人の方に、故郷に帰ってみませんかと呼びかけ、同行取材するという番組があり、前回はタイ人の姉弟が取り上げられていました。二人は最近まで児童養護施設で暮らしていたという紹介に、否が応でも興味を引き立てられます。

2人のタイ人の両親は姉が2歳、弟がまだお腹にいるときに別れ、父親はそのまま別の女性と帰国。残された母親は困窮の末、子供たちを施設に預けた。そして今回、初めて母親と共にタイに行き、出来れば一度もあったことのない弟が父親に会いたいと言うのです。

結果、父親は見つかり、会いたくないと抵抗する母親を説き伏せて初めて‘家族’が再会したところで終わりました。

この姉弟の会いたいという決断そのものは、自然な情の流れなのかもしれないけれど、やっぱり考えさせられましたね。

番組では暮らした養護施設を訪れるシーンもありました。 私も同様の施設で働いたこともあり、そしていまも一部の子供たちに関わっていることもあり、施設の子供たちの大半がいかに色んなことに耐えながら暮らしているかということを、少しは分かっているつもりです。いくら頑張っても、実の親を思う気持には勝てません。時には「あんな親」と思うような環境で暮らしていた子供でも、一旦親元を離れると良いところばかり思い出すのでしょう。

そんな子供たちを見てきた身には、客観的に見て、「普通は許せないだろう」と思うのは、第三者ゆえの感じ方なんだろうということも何となく分かります。
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余談ですが、写真は以前働いていた施設の同僚から送ってきたバースデイカードを読む双子ちゃんです。その同僚は、帰国後思い立って、全く畑違いの分野の幼児教育課程で資格を取るため、50歳を過ぎての再チャレンジの大学生活を送っています。そして献身的だった施設での勤務を終えても、いまもなお子供たちの誕生日のカードやプレゼントを欠かさず送ってきます。

番組の姉弟もきっとそんなスタッフに支えられて暮らしていたに違いありません。私など、出来れば今回のことに関しての、施設の職員さんの感想も聞いてみたい、などと思ってしまいます。
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by karihaha | 2014-07-18 03:14 | ブログ | Comments(0)
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