栄養不良

Buuが入院していた病院は、彼らの自宅に近いチェンダオ病院ではなく、チェンマイ市内から程近く、以前私がボランティアをしていた病院です。

勝手知ったる病棟に入ってみると、いつもながらの独特の臭いに襲われます。子供の糞尿、嘔吐物、付き添いの保護者が衛生状態を維持できない環境による体臭。それらがない混ぜになっているのでしょう。


キョロキョロしながら開放病棟を進むと、母親が満面の笑みで「ここだよー」と手を振っています。心配したBuuの病状は肺炎ということで、明日にも退院できるよと言われました。Buu自身も呼びかけに耳をすませたあと笑顔で応えてくれます。「良かった」。ホッと一安心です。

それでも顔見知りの看護師は、「栄養状態が悪いので、退院前に補助食の説明をするけど、家にミキサーはある?」と聞きます。 補助食の内容は穀類、レバー、大豆等をミキサーにかけて流動食にし、鼻から胃へ直接流す方法をとらなければならないとか。

問題はあの田舎でそれだけの新鮮でバラエティに富んだ食材を揃えられるとは考えられないことです。よくいってバナナとおかゆぐらいでしょう。そして攪拌に必要なミキサーなど、いくらやっと通った電気があるとは言え、買い与えたが最後2・3日で父親の覚せい剤に姿を変える可能性が大です。相談の結果、病院で使っている乳幼児の離乳食を格安でわけてもらえることになりました。
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分量や方法を説明する看護師に熱心に聞き入る母親。これなら彼女にとっても複雑ではないし、ちゃんとBuuの胃の中におさまりそうです。
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by karihaha | 2014-10-02 22:53 | ブログ | Comments(0)
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