新学期

長い秋の学期休みも学校によっては終わり、今週から新学期の学校が増えてきています。 そこでいつも困るのは、ここタイは日本のように一斉に休みに入り、同時に新学期が始まるのではなく、各校の自主判断(?)で決められているところ。

とりあえずは今週から始まった学校2校へ早速出かけました。一つはMemeeの政府系寄宿学校、そしてもう一校は今年から奨学生に加わった、小学1年生Khwanの学校です。 Memeeの場合は早朝迎えに行って、学校へ送り届けるという至極単純な作業です。普通は保護者がこれをするのが義務ですが、母親を含めて他にやってくれる人がいないので、私にお鉢が回ってきています。

Memeeにとっては、他のクラスメートと同じような行動が取れるということがすごく大事なことです。というのは以前、まだ私が関わっていなかったときは、迎えにきたり送ってくる人がおらず、一人学校に残され相当傷ついたようです。それは日常の行動にも悪影響を与えたのか、学校中で名の馳せた『問題児』だったとか。でも最近は先生方が口を揃えて、「よくなった」と言ってくれるのは、Memeeが成長したのと同時に、少しは貢献しているのかと、うれしくなります。

そして午後はKhwanの学校へ。彼は知人から依頼され支援をスタートしたのですが、最近その知人と連絡がとれなくなってしまいました。Khwanの保護者に私の連絡先教えていなかったのが悔やまれます。というのは学期休み中から今月末までに払いこまなければいけない授業料があり、一度訪ねたことのある自宅にうろ覚えのまま行ってみたのですが、結局見つからず、これは新学期を待つしかないということになったのです。

学校に行き事情を説明すると、Khwanが担任の先生と一緒に現れました。手には払い込み用に学校から配られた用紙を持っています。先生は「今日生徒たちは銀行の振込み証明書を持ってくるはずだったのに、彼は何もしていなかった」と言います。私の知る限りの家庭環境、つまり祖父母が古物を集めたり、夜警で働きながら3人の学齢期の孫を養っている上、彼らの父親がエイズで働けないという状況では2千バーツを超える(7千円)Khwanの授業料は捻出できないでしょう。

すぐに銀行に行って払いこんでくるから心配しないで一生懸命勉強するように」と言うと、コックリと頷いたKhwan.  彼はこのことで今日はMemeeと同じように恥ずかしい思いをしたかもしれないと思うと、「守ってやらねば」という思いを強くします。
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by karihaha | 2014-10-28 17:46 | ブログ | Comments(0)
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