雨とAhtit

昨日・今日とチェンマイ市内でもやっと雨季らしい雨が降っています。 本来ならソンクラン明けからボチボチ振り出す雨がおよそ2ヶ月遅れでやってきたのでしょうか? その間各地で危機的水不足が叫ばれ、私の支援先でもため池を水源に畑を耕している農家や、田植えが出来ず野菜やとうもろこしに切り替えざるを得ない農家が悲鳴をあげています。


そんな中、以前の奨学生のひとりAhtitから電話がありました。 彼は隣県のお寺に付属する中学で1年間学んだあと、学習障がいゆえドロップアウトし、山の奥深い実家へ帰っていきました。

久しぶりの電話はチェンマイ郊外の仕事が決まりそうだから、翌日チェンマイに出てくるというものでした。 村の位置がら電話での連絡も難しく、それでは会って話そうということにしました。。


翌日約束どおり会った彼は少しやせたような印象です。聞いてみるとやはり彼の村も水不足に苦しんでいて、予定している作物の作付けが出来ない農家からの日雇い仕事もないので、母親との暮らしを賄う収入が絶たれてしまっているとのことです。


新しい職場は養鶏場で、「大丈夫?」と問う私に、「動物が好きだから」と短く答える彼。養鶏場ならむつかしい計算とかは要求されないだろうから、大丈夫かもしれない。

前日の電話では少しお金を貸して欲しいと言っていたので、職場へと向かう彼に「いまお金はいくら持っているの?」と聞くと、「母親が200バーツ(750円)くれた」と答える。いくらなんでも給料日までの1ヶ月間をその金額では。。


出発を見送って2時間後、「いま着きました」と電話がありました。私からは指示していないのに、そんなこともちゃんと自分の判断で出来る礼儀正しくて心優しい子供です。彼のハンディはハンディとして、職場の方々にも彼のいいところを分かってもらって、根気よく助けてあげて欲しいと心から思います。
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by karihaha | 2015-07-09 16:35 | ブログ | Comments(0)
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