ある生徒寮

先週末には何(十・百?)回目のチェンダオ詣でした。

でも今回はちょっと普段とは変わっていて、こちらの有名ブログ『新明天庵便り』のブログ主Yさんの記事を見たのがきっかけで、チェンダオにある小さな生徒寮を訪問することにしたのです。

いつもなら1人、あるいは友人たちと行く行程も、呼びかけに応じた全くの初対面の方々とご一緒です。生徒寮訪問自体は楽しみでしたが、狭い世間をさらに狭くして暮らしている日々ですから、正直言って不安感はありました。 でも案ずるより生むがやすし、同行された方々が皆良い人、かつ個性的な面々で、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。


さて、本題の生徒寮のことですが、まだまだ入り口を見ただけという感が否めないのですが、『支援の必要性』という意味では文句なく合格(?)ランクです。そのことがあの日以来私の頭を占めています。

     
まず着いてすぐのYさんの簡単な説明ではいま現在地下水をくみ上げるポンプが壊れていて、全員で8人の生徒と責任者Sさん家族の水補給は敷地内にある井戸水を桶で汲み上げていること。しかし井戸を覗いてみると、その水源も去年の雨季の水不足で今にも枯渇しそうですは。Yさんによるとその対策はもっと深く井戸を掘ることだとか。

その他にも日々の食費、特に現在の人数で一ヶ月50kgを消費するお米の調達。 子供たちの学費。これらを責任者のSさんが生産する穀物類で賄っているというのです。訪問前に聞いていたのはクリスチャン系の団体ということで、他の同種の財団と同じように当地あるいは国外の教会から献金等の寄付がないのかと聞いてみたのですが、皆無とのこと。 Sさんはこの家を7年前から運営し、夏休み明けの5月の新学期からは更に5人を受け入れると言っていました。

『もし私が同じ立場だったら』と思うと頭がクラクラしますが、Sさんは「子供が可哀想だから」と涼しい(?)顔です。


今回の訪問は普段は食べられない肉を思いっきり食べさせて上げようと、経費の一部を参加者が負担しての『ムーカタ(豚・鶏の水煮き)パーティだったのですが、その場で甲斐甲斐しく私たちや小さな子供たちの面倒を看ていたBちゃんに『一目ぼれ』をしたのは行幸でした。Bちゃんは夏休み明けに中学1年になり、聞くところによると10人のクラスメートの中では成績が良く、進学はチェンダオで一番の中・高一貫校に進学を希望しています。この学校には私の奨学金プログラムに属する数人の生徒たちも通っています。

この家の現状を見るに見かねて致し方なくと言う訳ではなく、Bちゃんの人柄に‘惚れて奨学金支援を決めることが出来たのは良かったと思っています。


でもやっぱりあの家、気になるなー。
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by karihaha | 2016-03-09 16:33 | ブログ | Comments(2)
Commented at 2016-03-13 14:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by karihaha at 2016-03-14 00:19
Sさん、日本は寒そうですね。こちらは相変わらずの煙害です。昨日は帰国前にということで、Hさんご夫妻と話をする機会がありました。私はとりあえずはまだまだ当地暮らしです。そしてまた細々と活動を続け、書いていこうと思っています(貴ブログにコメントさせていただこうかと思ったのですが、コメント欄ないのですね?)。
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