進路

今週からは公立小・中・高校はどこも夏休み中ですが、それに先駆けての学年末・卒業シーズンに合わせ、私の奨学生たちの身辺にも色々変化があります。

まず双子のPrae/Ployが中学受験、公立中学は今週末に全国一斉に入試があります。彼女たちはチェンマイ市では2番目に上げられるWattanon中学を目指しており、人気の受験校ということもあり、かなりの競争率が予想されます。彼女たちの姉も同校の高2年に進級するので、是非合格して欲しいところです。

Ployは毎日夕刻に自宅近くのカルチャーセンターで山岳民族衣装(彼女はタイ人ですが)に身を包み、観光客と一緒に写真を撮るアルバイトで家計を助けていますが、中学ともなると授業料も高くなるので、私の方の奨学金の増額もやむを得ないと思っています。


高校受験するBaanは高校3年生を卒業したBooの妹ですが、最近まで進路について何の連絡もなく、私も意地のように沈黙を守っていたのですが、刻々と期限が迫る中根負けのあげく先週私の方から村へ出向いていきました。一般の奨学生とスポンサーという関係であれば、そのまま放っておくかもしれないのですが、彼女たちと妹のBuaを含めた3姉妹は10年以上前に知り合い、一時は財団で寝食をともにした中です。やっぱり気になります。

そこでBooと話して分かったのは、彼女は通信制の大学で観光科の単位をとって将来的にはガイドになりたいと言います。そして普段は川下りにくる観光客向けの村の食堂で働くと言うのです。日給は8時間働いて何と120バーツ(4百円)です。 例え3食付きとは言え、破格の安さです。支援して高校まで履修したのに、村の食堂でしか職がないとは。。

しかし考えてみたら彼女がチェンマイ市内や県外で全日制の大学を履修するのも経済的に苦しいというのもうなずける気がします。タイ国籍のない病弱の母親と二人の妹たちのことを考えれば、長女としてはいまのところは進学を断念することも仕方がないのかも知れません。

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引き続き妹のBaanの進路を相談するため学校へ。そこでは校長と担任の先生と話すことが出来ました。当初はBooが卒業した郡の高校へ行かせるつもりでしたが、校長先生の提案で、ランプーン市にある女子向けの寄宿制の公立中・高校はどうかと言われました。

そこは王女のプログラムの一貫で、授業料・宿舎費が免除される上、簿記や会計も学べます。卒業しても普通校よりは就職の道が開けているとおっしゃいます。校長は勿論Booのことをご存知で彼女の現状を残念がっておられる上での提案です。私も一も二もなく賛成し、寮生活中の個人的な出費は奨学金を出すと約束しました。

結果的にはそのことでBooが身軽になり、別の身の振り方を考えることも出来るのではと思っています。

それにしても今回Baanに会った時点では最初は地元の高校という話でした。母親の経済的能力では無理な場所です。それ以前に私への奨学金の要請もありませんでした。私が出向き、校長と話したことによって一応の進路が形になったのです。入試の1週間前の話です。

「何とかなるだろう、マイペンライ」がこんなときにも幅を利かせています。

本当は私も放っておけるのならこんなに楽なことはないだろうと思うのですが。。。


その他に中学卒業者が2人、大学受験した女性徒が1人の3人がいます。そして同じく高校で学業を終えた女性徒が1人。さすがに彼女たちは自分の進路を自分で決めました。そういう意味ではBaan15才の頼りなさが際立ちますねー。
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by karihaha | 2016-03-21 22:33 | ブログ | Comments(0)
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