雨!!!

出かけようと思った矢先、また雨が降ってきました。

この2・3日、午後の短いあいだだけど雨がふります。あの酷暑・煙害・旱魃に3ヶ月間耐え抜いた私たちにとっては待ちに待った時です。

まさしく『恵みの雨』。一降りであの三重苦を一気に解消するのですから。会う人ごとに「雨が降ったねー」と言い合う私たち。それほどの待望の雨です。

チェンダオのS生徒寮では一時期井戸が干上がったそうです。窮余の策として、近くの小川に水を汲みに行っていたそうです。折角寄付した水汲み上げポンプがフル稼働するのはもう間もなくでしょう。


そんなある日、以前勤めていた財団に今もいる2人のモン族出身の姉弟の祖母から久しぶりに電話がありました。姉は今年の新学期から小学校6年生ですが、それから1年後つまり中学1年からは引き受けられないと言われたそうです。姉が去るとなると弟は1人では絶対にいたくない言っているとか。

どのような理由で? とは思ってはみたものの、いままでも理由にもならない理由で財団を出された子供たちのリロケーションの面倒をみたので、「ああ、またか」という感慨しかありません。祖母としては子供たちの両親が服役中という現状に変化はなく、経済的に面倒をみれないのでどこか新しい落ち着き先を探して欲しいと言うのです。 

まだ1年あるので、「心当たりをあたってみますね」と電話を切りました。
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そして昨夜、再び親戚から電話があり、それは服役中の父親が獄中死したので、女性刑務所に服役中の母親に最後に会わせてあげるわけにいかないかという相談でした。つまり母親の一時帰宅はできないかと言うのです。

「もう刑務所係官とは連絡とっていないので、助けて上げられない」と答えた私。例え連絡が取れても無理な話だというのは百も承知でそういうしかありませんでした。

姉弟の両親は薬物所持及び売買の罪で25年の刑を受けました。私たちが姉弟を財団に引き取ったのは8年前ですから、夫婦は少なくとも8年以上お互いに顔を合わせていないことになります。その間彼らの母親は実家の母を亡くし、今度は夫です。彼女自身もHIV/AIDSに感染しています。
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8年前、子供たちを財団に引き取るか否かの判断する一貫として母親を刑務所に訪ねていったことがあります。罪については彼女は無実だと言い張っていました。主人と車で買い物に行こうとしていたら急に止められて検挙されたと。普段から無実を主張する服役者には慣れてはいましたが、この母親のことは「本当かも?」と思わせるに充分な印象でした。


37歳だったという父親。身から出たさびとは言えさぞかし無念だったでしょう。

ただただご冥福をお祈りします。
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by karihaha | 2016-05-04 19:09 | ブログ | Comments(0)
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