メーオーナイ保育園にも1か月ぶりです。新学期になってからは初めての訪問です。
聞いてみると、新たな陣容は、郡役所管轄の子どもたちを預かる部門は2クラスで合計36人。 この子たちには正式な出生証明書があり、タイ人あるいはそれに準ずる住人として認められている子どもたちです。
しかし一方去年までは同じ屋根の下で預かっていた、ミャンマーから移住してきて、正式な書類がない親の子どもたち。彼らを保育しないと郡が決め、困った親たちが、費用を払って(月400バーツ)預けなければならなくなったのです。
幸いなことにインターナショナルスクールの生徒・学生たちがスタディツアーの一環として、新園舎を建ててくれました。
そこに今年度20人の幼児がいるのですが、1人で面倒見ている保母さんは資格もなく、勿論教えるためのノウハウもないため、子どもたちにとっては、保護者が働いている間の時間を過ごすだけの場になってしまっています。
このままでは子どもたちは小学校に入るまで何の教育も受けない恐れがあります。一番の解決策は資格のある先生を雇うことなのですが、費用的にもなかなか難しい問題です。