能ある鷹は爪隠す?

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縁あり知り会った盲人の学生たちのことです。

そのうちの1人、Jと趣味や将来のことを話すことがあります。 彼の夢はディスクジョッキー。かなりユニークなアイデアだなー、と思っていました。


ある日、いつもよりちょっと早い時間に校内に足を踏み入れました。まだ学生の昼休み中でした。すると、軽快な校内放送が聞こえてきます。 聞こえてくるDJの話術は玄人はだし。廊下を歩いていると、一つの部屋にJの姿が見えました。そのDJはまさしくJそのものだったのです。

普段の少し引っ込み思案とも言える印象を、完全に裏切るパーフォーマンス。思わず立ち止まって聞き入ってしまいました。

その彼が校内歌合戦に出ると聞き出かけました。10数人の出場者の中、実力・人気ともダントツでした。衆目の一致する意見として後日発表される順位では一位は確実でしょう。一位は1千バーツ(3,300円)の賞金が出るとか。

彼はタイ楽器の優秀な奏者でもあります。


Sは今年になって知り合った生徒です。 明るくて(チョットハイパー気味?)、楽しい男の子です。

その彼が1週間ほど居なくなると聞き、理由は?と尋ねると、タイの南部で開かれる陸上競技に出場するためと。驚いたことに、Sはタイ代表として、海外遠征にも参加しているそうです。

帰ってきた彼に「結果は?」と聞いてみると、「金メダル」と。

スゴーイ!!

2020年の東京パラリンピックも夢ではないかも??


他にも英語が突出して得意な生徒や、同じく素晴らしい歌声の生徒もいます。


確かに彼らは障がいと向き合う生活を余儀なくされていますが、その分(?)このような突出した才能にも恵まれ、それが自信になってちゃんと生きていけるのだと、知らなかった彼らの才能にあらためて敬意の念と、天の采配めいた不思議を感じさせられています。

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# by karihaha | 2017-08-03 16:29 | ブログ | Comments(0)

ムーンサーン寺

雨季まっただなかの今日は、特に何の予定もないまま、それでは部屋でネットサーフィンでもしようかと思っていたのですが、イヤイヤ、気になっている場所に行ってみようと思い立ち出かけました。


先の大戦、ビルマ・インド進攻時(インパール作戦)には野戦病院として多くの傷病兵が傷を癒したり、惜しくも亡くなられた兵士の方々が祀られている場所、『ムーンサーン寺』と呼ばれるお寺がチェンマイ市内にあります。ここでは毎年8月15日に慰霊祭が行われるので、チェンマイ在住者には知られた場所です。

私自身は一昨年まではバーンカートと呼ばれる、いまは高校の敷地内にある慰霊碑で行われる慰霊祭に参列させていただいていたのですが、昨年は近場もあり、初めてここムーンサーン寺での行事に参列させていただきました。 その時、こんなに近くにあるのかと驚いたのを覚えています。

そして今年に入ってからは何度かお参りに行かせていただいており、今日も思い立って行ったわけです。

着いてみると、予想(?)通り、先月私がお供えした花が備え付けの大きな花瓶の中で枯れ果てていました。
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まず祭壇周りを清掃して、持参した花、ご供物を供えました。そしてこれも持参した線香・ろうそくを灯そうとすると、前回は志納箱にあったライターが見当たりません。そこで寺の外で本を読んでいた僧にマッチをお願いすることにしました。

点火に少し手間取っていると、寺のお手伝いをしていると思しき女性が近寄ってきて、『家族が祀られているの?』と聞きます。 『いいえ、日本人として、この地で戦争で傷ついたり、亡くなられた同胞を偲んでいるんです」と答えました。彼女はその言葉を黙って聞きながら、マッチの風よけに手を差し伸べてくれました。


ムーンサーン寺は土曜定期市の開かれる、チェンマイ門から延びるムアライ通りの中ほど、特徴のある牛の象が祀られている小広場から少し奥まったところにあります。
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発音だけで言えばムーンサーン(月・太陽)と、覚えやすいかもしれませんね。

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# by karihaha | 2017-07-12 19:45 | ブログ | Comments(0)

年も押し詰まり

昨日で今年の『にわか先生』のミッション コンプリ。 5月から暗中模索で始めたことだけど、新しい経験だけに、「これで良いのか??」と悩んだりもしたなー。でも何とかまあまあの状態で終えることが出来たようです。


それに関連して先週月曜日にはチェンマイ大学で行われた、「盲人の大学生に教える方法』というセミナーに参加してきました。

その時に特に印象深かったのは、日本人盲人女性で、プラオ県で移動図書館等の活動をしている方のお話です。

主にご自分の経験談を話されたのですが、高校時代はアメリカに1年留学、続いてインド留学。そしてタイへ。 タイ語はタイ人が聞いても完璧と言うほどの完成度で、その習得方法は、点字辞書等がない状態で、自分で工夫をしながら学んでいったとか。

私見ですが、ろうあ者、聴覚障がい者そして視覚障がい者の中では視覚障がいが一番日常生活のハードルが高いのではと思います(あくまで私見です)。 そんな中、障がいをものともせず、健常者でも出来ないことを成し遂げられてきた。 その努力には心から頭が下がります。


そして週末には奨学生の1人、タイヤイ族出自のTaewと食事することにしました。 丁度後期分の支援金を渡す件もあり、以前から計画していたのですが、本人が前期の期末試験が終わってからの方が良いと言うので、年が押し詰まってからになってしまいました。

Taewは8月から国立大学1年生になりました。時々くるLineでは「元気です。頑張っています」とは言ってくるのですが、いまは1人(+猫)暮らしで、いったいどうしているのかと気になっていました。

約束した夕刻、思いがけず姉を伴ってやってきました。 姉はタイ人と結婚し、子どもが1人いますが、子どもは殆ど姑に面倒をみてもらい、自分はホテルのマネージャーとして働いています。(写真ですが、私は顔出しNGです。この2人の美人の横ではとてもとても)。
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2人の美人姉妹を伴い、Taewが以前アルバイトをしていた(なんちゃって)日本料理店『つなみ』で落ち着くことに。

私がTaewと話したかったのは、タイヤイ族ということで、国や企業の奨学金が得られない中、私の奨学金だけでどうやりくりしているのかということです。私の奨学金で授業料はカバーできるでしょうが、あと生活費、部屋代等々の費用をどうしているのか。 まだ1年なので、大学の方針で殆どアルバイトができる状況ではありません。かと言って私以外の支援者がいる様子も見受けられません。

「エ! お姉さんも!?」と思った夕食会でしたが、結果的には良かった。

2人によると、『姉はもとより、母親が援助している。時々姉のホテルでアルバイトもしている。卒業すれば国籍取得というのが家族の悲願なので、それまではボーイフレンドはご法度』

この『ボーイフレンドはご法度』と言うのは、あくまで友だち以上の関係の異性で、今年12月に大学を卒業するPatにもいい置いていたことですが、姉も同感というのは心強いかぎりです。

1人暮らしの中、食事のことを聞いてみると、ここでも『ママー(インスタントラーメン)』頼りのようです。 高校1年で寄宿舎ぐらしのBaanもそうですが、学生間のママー人気がこれほど高いとは。。 栄養バランスが悪すぎるのが心配です。



24日のクリスマスイブには支援先のチェンダオの生徒寮で、巻きずしをふるまってきました。 巻きずしにしようかと思ったきっかけは、先日のチェンマイ市内での環境デー イベントでふるまったのが大盛況だったのがきっかけです。
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生徒寮ではまず私たち日本人がお手本を見せ、生徒たちにも巻いてもらいました。50本目標です。 しかーし! 中にはまあまあの出来のものもあったのですが、とても日本人にはお見せできないようなものも。

まあ、そんなお寿司でも生徒たちは『美味しい、美味しい』とたいらげていくので、問題はないのですが。
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ゲームにお菓子。普段は食べられないようような食事とプレゼント交換。子供たちにとっては文字通り特別な日になったようです。

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# by karihaha | 2016-12-28 19:06 | ブログ | Comments(0)

タイヤイ族の

先週のこと。 いつものように恒例のチェンダオの支援先訪問をしました。 まずは大量の物資を買い込み、一軒一軒サンタクロースのように配り歩きました。

その作業が終わった最後に、フト思い出した用件があり、久しく会っていないシン校長のところに寄ってみることにしました。シン校長は6年前から支援をスタートしたメーオーナイ村で当時の小学校長だった人です。 その後は別の学校に転勤になりましたが、いまも交流が続いています。


その用件というのは、10日ほど前に見た校長のFB(フェースブック)の記事の内容についてです。

『在籍中の小学生がガンにかかり、児童・生徒と職員が集めたお金を本人と父兄に渡した」という記事でした。 写真にはマスクをした少年と父兄も写っていました。 


久しぶりのあいさつのあと、その件を聞いてみると、写真に写っていた少年は小学校3年生。悪性肉腫で、いまは退院し祖母宅で療養中とのこと。 そして驚いたことに学校にはもう一人のがん患者がいて、その少年は小学校1年生で白血病のため、いまもS公立病院に入院中とのことです。

後者の少年家族はビルマの経済難民でタイヤイ族。タイ国籍がないため、健康保険資格もなく全ての治療での実費をよぎなくされています。


一面識もない子どもとは言え、何か出来ることはないかと、数日後の日曜日に入院先の病院に訪ねていきました。

まずは看護師に大体の状況を聞き、そのあとは付き添っている母親と話しました。

『父母は日雇いで、ある仕事はなんでもしている。 日給は父が250バーツ(750円)、母が150バーツ(450円)。家族は父母の他は5人の子どもがおり、入院中の少年は末っ子。上の4人はシン校長の学校(小・中一貫校)で勉強している。 入院以来母はずっと少年に付き添っているので、1人分の収入が断たれている。お金がなくなったので、夫に電話しているが、電話をとらない。 見舞いにも来ない』

所持金を聞くと、50バーツ(150円)。 これでは治療費などは夢のまた夢というのは明らかです。

本人にも会ってみると、いかにも利発そうな少年です。 『シン校長の友だちだよ』と言うと、『学校に行きましたか?』と聞きます。 小学校1年入学直後に罹患したため、殆んど学校に通えていないのですが、もし元気だったら。。



翌日北タイに居住するタイヤイ族のための財団を訪ねていきました。 ここには旧職で知ったスタッフもいます。

しかし事情を説明しても、あまり芳しい答えは返ってきませんでした。 彼曰く、『同じような状況の人は大勢いて、基本的に予算不足から治療費等の支援はできていない。』 


病院も、例えば緊急の交通事故等で運びこまれた場合は、人道的観点からある程度の治療はするが、一旦退院し再度治療という場合は断られることが多い。 もし溜まった治療費の半分でも払うのであれば、その限りではないかもしれない。 医師は使命を全うするため出来るだけのことをしようとしても、経営側との齟齬がある』

じゃ治療が継続できなければどうなるの?

『なすすべもなく、座して待つのみ』


少年はいったいどこで生まれたのか? ミャンマー? それともタイではあっても自宅で? もしタイの公立病院あるいは名の知れた私立病院であれば国籍がなくても、出生証明書は出ます。それさえあれば何とかなったかもしれないのに。


いままでも、何人も同様の立場の人たちを見て来ましたが、無い知恵を絞って、100%とはいかなくても、ある程度は納得できる結果になることが多かったのですが、出生証明書はおろか、他にも何の証明書もない今回のようなケースは。。


毎日かさんでいく返すあてのない治療費。 いつ病院から「それでは、もう」と言われるやら。

7歳になったばかりの少年に立ちはだかるこの厳しい現実に、手をこまねいているばかりの私たちです。

でも彼は闘病中ではあってもいまを生きています。 私がしたいこと。それは例え病気ではあっても『子どもらしい喜びを感じてもらいたい』。

何がいいかなー。 漫画? ゲーム? アニメDVD?

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# by karihaha | 2016-12-21 19:40 | ブログ | Comments(0)

摂氏22度。 マイサバーイ。

教室の中、午後3時の気温は22度でした。

昨日とはうってかわっての朝からの小雨模様。 気温もグンと下がってしまいました。 私も『鬼の攪乱』で、昨夜からマイサバーイ(調子が悪い)。

でも、私はセーターや厚着でしのげますが、学校で大半を占めるお坊さんたち、あのオレンジ色の袈裟だけではさぞかし。。。


授業が終わり、担任のN先生との打ち合わせが残っていたのですが、姿が見えない。 しばらくすると、「ごめん、ごめん」と現われました。

生徒の1人が風邪で、薬を買いたいのでお金を貸してくれないかと言われたそうで、車内のお金を取りに行っていたとか。

本当に情のある先生です。

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# by karihaha | 2016-12-16 20:42 | ブログ | Comments(0)

ソムオー

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ソムオーは大きいものでは直径20cm以上の、皮の厚い、例えて言えばグレープフルーツの大き目のサイズと、風味があるタイの果物です。

今日いつもの支援先のチェンダオ(チェンマイから70km北)の小さな生徒寮に行き、寮長と今後の彼の運営方針を話しあったときに、彼から、先週はソムオーを売買した利益で何とかやっているけど、まだ全部は売れていないという話を聞きました。

「誰かチェンマイ市内で100玉以上残っているのを買ってくれる人はいないかい?」

その場にいた日本人の人たちに味見をしてもらって、私を含めて12個がはけました。

一個当たり2kgを私は5個。ビニール袋に下げて、路線バスに乗り込みました。同じアパートの人たちへのおみやげです。

それを足許に置いて一緒に行った友人と話し込んでいると、友人が「あれ!」。 ソムオーが袋から転げ出て、袋の中に残るは2個だけ。

それからは『おにぎりコロコロ』の世界です。

座席の後ろや前の座席の乗客。 車掌さん、検札にきた人。みんなが足許をみてくれて、「あそこだ、ここだ」と無事回収。

おかげさまでアパートの隣人たちに配ることができました。

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# by karihaha | 2016-12-13 01:19 | ブログ | Comments(0)

言付け

2日前、高校2年生のMimから電話がありました。

パイ郡の寄宿学校で間もなく中学3年生を履修し終わり、来年度からは同県の高校に進学したいと言っている男子学生Neungからの言付けだそうです。

「12月14日からランパーン県に学校代表として歌のコンテストに出るのだけど、お金がないので、毎月送ってもらっている支援金を早目に送ってもらえないか?」と言う依頼です。

「なんで私に直接言ってこないの?」と聞くと、彼の電話が壊れて、友だちの電話でFB(フェースブック)を使って連絡してきたとか。私のFBはアカウントはあっても、殆ど休眠状態です。

山間部の寄宿学校住まいのNeungには毎月今頃、郵送でお小遣い程度の額を送っているのですが、電波もまれにしか届かない地域です。それが郵送となるといつも4日以上かかっています。特に今週は土曜日の憲法記念日の振り替え休日が月曜日になり、こちらも早くても火曜日(13日)にしか送れません。

「何かあったら言っておいで」と常日頃言っているので、何とかしてやりたいのだけど、あまりにも急だし、話があやふやで。。とりあえず銀行振り込みなら何とか間にあうのではとMimには言いました。

するとついさきほどMimから彼の口座番号の連絡がありました。FBで連絡取れたと言います。口座名は彼ではなかったので聞くと、先生とのことです。

どうしようかなー。 多くて1,000バーツ(3,000円)だし、『ガンバッテおいで!』と黙っていつも通りの額を振り込んであげた方がいいのかなー。 それとも使っていなかったFB。苦手なタイ語入力で根ほり・葉ほり?

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# by karihaha | 2016-12-10 23:46 | ブログ | Comments(0)

インタビュー。返信

私の前のエントリーにコメントをいただいた方がいます。電話をとったあと何故外に出て応対しなかったのか、日本人としてルール違反というお叱りを受けた次第です。

それに対して直接コメント返しをしたかったのですが、使い方が間違っているのか、直接のコメント返しが出来ず、誤解を招くのは承知の上で書いたことに反応されたことに、その喫茶店の立地が地理的にどのような場所であったか、あるいはどのようなニーズを私が感じてあえてルール違反したかは置いておいて、「おっしゃる通りです」と申し上げたいと思います。

ただ、1つ承服できないことがあります。それはコメントの中で:

>『あなたのルール違反をタイ人は懐が深く受け入れてくれると勝手に良いように解釈しているようです。 タイ人は懐が深いのでは無く自分に甘い、自分のいい加減を他人に受け入れて貰いたいだから他人のすることにも とやかく言わないだけ。こんな事今まで多くのタイ人と接してきたあなたにはよくお判りのここと思います』<

Kさんの(恐らく)個人的意見としてのタイ人に対するそのような評価にいまはとやかく言うつもりはありませんが、一つだけ申し上げたいのは、私も13年以上この地で暮らすなかで培った、タイ人に対する思いを申し上げただけです。
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# by karihaha | 2016-12-09 22:38 | ブログ | Comments(3)

インタビュー

週2日ほど通っている場所があります。 そこではボランティアとして盲人の青少年たちへのアシストをしているのですが、一日4コマもすると、慣れぬこともあいまって、終わると結構ぐったりしてしまいます。

そんな日の楽しみは学校近くで偶然見つけたカフェでのひとときです。ネットスピードが速くて、コーヒーもまあまあの味。 そして何よりスタッフが心配りのできる人たちばかりなのです。ここだけの話、最後の要素はここタイではかなり貴重です。 だからどうしても頻繁に通いたい場所は限られてしまいます。

いつものようにホット一息ついていると、携帯が鳴りました。 未登録の番号だったので、いつもなら無視してしまうのですが、ちょっと気になることがあったのでとってみることにしました。

相手は英語で話し始めました。いつものタイ語の勧誘電話とは違います。

その内容はその『気になること』ズバリそのものでした。


実は先週末に、旧職でスタッフとして働いていた女性から、新しい仕事に応募したのだけどリファレンスとして私の名前を書いてもいいか、と相談があったのです。 とても有能な人だったので、勿論!と快諾していたわけです。

相手は色々お話したいので、20分ぐらい時間をもらえないかと言います。 横のテーブルには学生とおぼしき4人組が静かに勉強しています。 場所が場所だけに、ちょっと躊躇ったのですが、彼女のためです。小さな声で話せば良いかと了承しました。

結局10分間ぐらいの会話になりました。相手はとても満足してくれたようです。

会話が終わってフト横を見ると、その4人の学生は何事もなかったかのように勉強を続けていました。

居心地の良い場所は大事にしたい、だから今回のようなことはわたしにとってはルール違反なのですが、それを受け入れてくれる(多分)。 それもタイ人の懐の深さの一つの表れなのですね。

ありがとう。 そしてもちろん彼女が無事採用されますよう!

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# by karihaha | 2016-12-07 22:26 | ブログ | Comments(1)

先週は

先週、2日間ほど『世界環境デー』という催しが私のアパートからほど近い、普段の週末は有機野菜などが販売されているJJマーケットで開かれました。

中学・高校の課外授業としての生徒・学生が大半の来場者ですが、友人の関わるNGOがカレン族の陸稲(カーオドイ)プロモーションのために、巻き寿司を無料配布するということで、駆り出されました。そうです、この陸稲日本米に近い粘りのある種類もあるのです。

会場には山岳少数民族の人々が持ち込んだ農産物等も展示販売されています。
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当日は「ちょっと巻いてみるか」とばかりに暢気に遊び半分の気持で行ったのですが、なんのなんの。

予想をはるかに超える大盛況で、常に長蛇の列が続きます。 『味見』程度の2切れだけですが、列は途切れず、時間制限する始末。
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タイには『ナンチャッテ』日本食屋が乱立していて、その人気は常々聞いていますが、これほどとは! 若い層が中心だったこのフェアでのこの人気。 日本料理のタイでの人気はこれからも盤石ですね。

ところでお寿司は大人気だったのだけど、肝心のカレン族の陸稲は宣伝が行き届いたのかしら?

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# by karihaha | 2016-12-05 15:45 | ブログ | Comments(0)

2016年の風景です

1か月間もブログ投稿を休んだかと思えば、連日のエントリー。 我ながらその気まぐれを少々反省しないでもありません。

さて、今月もいつも通りチェンダオ周辺の支援先に行きました。 山岳少数民族の保育園3か所、脳性マヒの少女とその一家、90才超えの老人とその軽度の知的障がいのある娘宅、チェンダオ高校の奨学生、小さな児童養護施設等々、1日で回るためいつも駆け足になってしまいます。

それでも短い時間とは言え、1か月間の変化を聞けたり、様子が分かるので一・二か所はスキップしてしまえ、という訳にはいかないのです。

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今日はまず、そんな一日で会ったBuuの住む集落のこと。 この写真いかにも戦後の日本のような風情がありませんか?特に写真がピンボケですものね。

いえいえ2016年11月のチェンダオの一集落です。いつも私が来たと察すると、お菓子がもらえるとわらわらと集まってくる子供たち。 年齢的には学齢期の子も多いのですが、平日のあの日も自宅にいたようです。

彼らは首長族として有名な少数民族パロン族です。パロンと言っても首は長くはありませんが。 ビルマから経済難民としてわたってきて、チェンダオの片隅にタイ人から日雇い仕事を貰いながら住みついています。

Buuとは彼女が半年に満たないときから支援をしているので、この集落を知ってからもう5年半になりますが、人の入れ替わりはあっても、生活レベルは変わっていません。 

毎回「学校に行きなさい」と口を酸っぱくして言ってはいるのですが、村の小学校の体制や、父兄の意識がそれを阻んでいます。 国籍もなく、教育もない。 今後のことを考えると無力感を感じざるを得ません。

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そしてチェンダオ高校3年生のMadrod。 リス族の彼女もパロンの集落と同じようなレベルの生活をしていますが、少なくとも学業は続けていて、今年は20歳になりました。来年はいよいよ大学受験ですが、成績優秀で当地の国立大学、チェンマイ大学の教育課程を履修し、将来は教師を目指しています。

前回会ったときには思いがけず、彼女作の素晴らしい額入りの絵をプレゼントしてくれました。そんな才能があったとは知らず、心から嬉しかったです。本人はタイ語の教師が第一志望ですが、美術でも十分やっていけると思います。


リス族は昔からタイ北部に住み着いているため、タイ社会への同化も進んでいるゆえ、教育の大切さを周知しているのかもしれません。でもパロン族、特に支援先の集落などはここ10年前ぐらいに移り住んできたゆえ、タイ側の対応の欠如とともに、彼らの意識自体がタイ社会に追いついていないのです。


あの集落からはいつになったらMadrodのような学生が生まれるのでしょうか?

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# by karihaha | 2016-11-28 19:36 | ブログ | Comments(0)

映画 『君の名は』

ブログをお休みしていたこの1か月間。 何をしていたかなー? 

そうそう、学校の後期が始まって奨学生との連絡、面談、家庭訪問。そして後期分の支援金を渡したり、いつものように月例の支援先を訪問もしたっけ。 その他には?? 「ああ! 『君の名は』を見ました。あまり大したことはしていませんね。でも時は容赦なく過ぎていくものです。
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『君の名は』タイでの上映公開は11月10日だったのですが、とても尊敬する方が勧めてくださったのもあって、不入りの映画はすぐに打ち切りになるという事情を考えて、公開直後に見に行くことに。

日本での評判もさることながら、感想としては、「良かった!!」。 日本で一部評論されている「時を超えたラブストーリー」という取り上げ方も一理あるかもしれませんが、私にとってはこの映画はファンタジーではなく、未知だった時空を『あり得るかもしれない、そうかも知れない』という気付きに導いてくれたような気がします。

日本での好評価は同じように感じた人が多かったからかなー。でもここチェンマイでは全くと言っていいほどの不人りで、私が行った日など、平日お昼の時間帯とは言え、驚いたことに観客は私1人でした。
 

ところが! たったいまKad Suan KaewのVista館サイトを見たところ、今日現在はまだ上映していました。 90バーツ(270円)で見れますよ。 チェンマイの日本人定住者は3,000人を超えると聞きます。いまの内にご覧になったらいかがですか?

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# by karihaha | 2016-11-27 17:21 | ブログ | Comments(0)

タイあるある。 時間

(昨日同様の内容をアップロードしようとしたら、最後になって消えちゃいました(涙)。気を取り直してもう一度)


タイ・チェンマイに暮らし13年以上となった日々で、何が苦手かと言うと、タイ人との待ち合わせです。

例えば「2時にどこどこで会いましょう」と言ったが最後、それはタイ人の脳内変換により、2時からひどいときには4時ぐらい、いやそれ以降さえ許容範囲にになってしまうことがあるのです。

催促の電話を入れると、「ベープディアオ(ちょっとだけ)」と言う言い訳のもと、さらに遅れ、「ユーティイナイ(どこに居るの)?」「ベープディアオ」を何度か繰り返して、やっと現れるということもしばしばです。


タイ人と待ち合わせをしないのが一番フラストレーションが溜まらない方法ではあっても、日々の生活、とくに奨学金や支援先を抱える身ではそうとばかり言っていられません。


つい先日も奨学金を授与している学生にこれをやられてしまいました。 事前に打ち合わせしていたにも関わらず1時間遅れでやってきました。その間こちらの電話にも出ません。 

「おじさんの車に乗せてもらったら、途中でいろいろな用事を済ませてしまって。。」。様々な言い訳はあっても、支援者に絶対にしてはいけないことでしょう!

そうは言っても支援がなければ学業が続けられないというのは分かっていますが、分かってはいても。。

とりあえずは冷却期間です。 私は頭を冷やすため。そんな些細なことに見えることが、いかに大事かと分かってもらうにはどう指導していったら良いのか考えるため。 そして彼女はちゃんと自分の現状を考え、礼儀とは何かということを自覚するため。


数ある日本人の美徳、その中でも時間の概念は世界に誇れることでしょう。 こんなことで神経をすり減らす経験をしている当地では、特にそう強く思います。

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# by karihaha | 2016-10-25 15:16 | ブログ | Comments(0)

同窓会

小・中・高校生が秋休み期間真っ最中の一日、旧職で出会い、いまは1人を除いて全員財団を離れた子どもたちやスタッフたちと同窓会を企画しました。

子どもの1人が財団を離れたあと山深い祖母宅に帰ったのですが、その村には学校がなく、近辺と言っても村から3時間かかるふもとの寄宿学校に編入し、その彼が来年高校受験を迎えるのに際し、チェンマイへ呼び寄せたのです。

彼が財団を離れたのには、非行や留年等の問題があったため、とにかく今の学校を無事卒業し、高校進学するようにと『カツ』を入れるためです。

そしてスタッフや以前同じ釜の飯を食ったと言える、同年輩の子どもたちには、文字通りの『ブロークンファミリー』出身の彼がひとりではないよ、と感じてもらえるのではという理由で集まってもらいました。


しかし! 予定していた日の前夜に国王のご崩御のニュースが流れました。 チェンマイまでバスで来る彼ですが、本当に来れるのか? 食事場所として予定していた店は開くのだろうか? それ以前にそのような会が許されるのだろうか?

そんな心配は危惧に終わりました。 朝7時に電話があり、いまからバスに乗るからと言います。 街の様子と言えば、普通に店も開いています。

無事やってきた彼とまず2人っきりで話しました。とにかく勉強を続けなさい。 それに対して彼は素直に「ハイ」と答えます。 

在職中からとにかくいろいろな面でユニークな子供だと思っていましたが、その性格が災いしての学校でのトラブルでした。 その結果チェンマイでも1.2を争う進学校を退学してしまったのは本当に残念です。彼にもそのことをきつく言いました。彼はその言葉にも静かに耳を傾けています。

反面、母の日には電話を架けてきてくれる優しい面もあります。 今回も帰宅後、無事に帰りましたと電話がありました。


集まってくれた人たちのためにも、足許をかためてしっかり勉強を続けて欲しいと願ってやみません。

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# by karihaha | 2016-10-19 18:25 | ブログ | Comments(0)

御崩御

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ここ数日はブミポン国王のご容態が気になっていました。昨夜はめったに見ないタイのテレビですがつけてみると、丁度ご崩御のアナウンスの最中でした。

ご在位70年。本当に国民から敬愛された君主でした。

心からご冥福をお祈り申し上げます。


そして昨夜来から世界各地でトップニュースでご崩御が報じられています。いかに国王のご存在が大きなものであったかとあらためて思い知らされます。

国王は非常に身近な存在です。朝夕2回と学校での朝礼には必ず国歌が流れます。お写真でのお姿も各家庭はもとより、道のいたるところで見かけることができます。

それだけに国王がご崩御されたいま、生活実感として「これからどうなるのだろう」という、漠然とした不安もないとは言えません。

公共の建物での30日間の半旗掲揚と、公務員の1年間の服喪は昨夜発令されました。 これからも同様の発表が次々と出されることでしょう。


今朝、街へ出た限りでは、濃いめの服を身に着けている人が目立つ以外は、普段の下町風景が繰り広げられていました。

ただ個人的にはとてつもなく巨きな星が落ちてしまったのだ、という雰囲気を感じてとってしまいます。

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# by karihaha | 2016-10-14 17:49 | Comments(0)

2人の家長

このブログともすっかりご無沙汰していた3週間、色々ありました。


今日10月10日からはこちらの小・中・高校の大半が本格的な秋休みに入っています。 それと同時に前期からスタートした、私の『にわか先生(もどき)』も小休止です。 次の期のスタートまでの3週間余り、少しでも『もどき』を返上できるように。 それが私の秋休みの宿題になりそうです。


いつもこのブログに登場する子どもたちは皆元気です。

その中で、いま18歳の2人の子どもたちがすでに家長として、家族を支えています。

Ahtit
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闘鶏のお父さんの彼から電話がありました。 先月に続いて3・4日実家に帰るので、中継地点のチャンプアックバスターミナルで会えないかというのです。

先月亡くなった父親の法事でもあるのかと思ったら、村で新米の収穫を祝う祭りがあるので誘われたからと言います。

ちょっと気になるのは、オーナーの気持ちです。少ない月給(月4,000バーツ)とは言え、寮と食事がついているのは、学習障がいのある彼にとっては文句の言えない条件だと思います。その上、帰郷するたびに手土産を持たせてくれるようです。今回もたくさんの果物を預けられたようです。そんなオーナーだからこそ、頻繁な休みはあまり良くないよと注意せざるをえません。

先月の給料からは父親の葬式用に前借りした2,000バーツ(6,000円)を引かれ、手取り2,000バーツ。それからさらに今回の帰郷時には母親に1,000バーツを渡すそうです。

「オーナーからもう前借りをさせないと言われた」と。 どのような意図でそうなったかは分かりませんが、心優しい彼を少しでも守ってやろうと思ってのことかとも思います。 

「私も賛成」と言うと、小さく笑った彼でした。


Boo
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今年3月に高校を卒業したのですが、進学しない道を選んだ彼女。がっかりはしたのですが、家庭環境を考えると彼女の決断が正しいと思わざるをえません。 

国籍がなく、謎の足の痛みで働けない母親、高校進学の2番目の妹、中学進学した学習障がいのある一番下の妹。 長女の彼女としては収入を得る道を選ばざるをえなかったのです。

その後半年間は村の食堂で働いていたのですが、その職も外国人観光客の来ないオフシーズンで解雇され、前回これも支援している高校の寮暮らしの次女のBaanに聞くと、とうとう一家の収入源がなくなったと言うのです。

政府系寄宿学校で学ぶMemeeを秋休みでおじ宅へ送りがてら、近くの村に住む一家を訪ねていきました。もちろん支援の食糧も持っていきました。

そこで嬉しいニュースを聞きました。 つい1週間ほど前から日本向けの冷凍食品を製造する会社で働いているというのです。

その条件を聞いてみると、さすがちゃんとした会社だけあり、納得のいく雇用条件でした。そして大学は来年の新年度から通信教育を受けるべく申し込んだと言います。

家族を支えながら勉学を続ける。これが彼女が決めた生き方です。

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# by karihaha | 2016-10-11 13:51 | ブログ | Comments(0)

大雨・洪水

このところのチェンマイは、あれほどの乾期のカラッカラの天気からは想像がつかないほどの雨続きです。

「良いお湿りでー」と思っていたのですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。 各地で洪水被害が出てきています。


今朝、朝早くにS生徒寮から電話がありました。 朝早すぎて、あとでかけなおそうとシカトを決め込んでも、やっぱり気になります。

そこで聞いたのは生徒寮が洪水に襲われ、床上40cmぐらい浸水したとか。

まだ詳しいことは分からないのですが、何もかも無い無いづくしでも、何とかまわっている寮運営にとっては大打撃でしょう。
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上の写真は、Baanの学校近くの池で魚釣りをしていた人を撮ったもの。 雨季の風物詩です。

雨もこのくらいのどかな結果をもたらすものだけだったら良いのですがね。

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# by karihaha | 2016-09-18 19:31 | ブログ | Comments(0)

秋休み直前

10月に入ると小・中・高校生たちにとって待望(?)の秋休みに入ります。 前期と後期のはざまのこの休みは3月から5月にかけての、2か月間余りの夏休みに比べ短いのですが、それでも1か月近く休むところもあるようです。

そこで秋休みに入る前に。ご無沙汰している子どもに会いに行ってみようと思いつきました。
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きっかけはBaanからの電話で、9月16日に何か学校行事があるので来ませんか?という誘いでした。 常々子どもたちには支援をただただ口を開けて待っているのではなく、ちゃんと発信もするように、と言っているので、このような誘いには出来るだけ応えようと思っています。

そのついでに、いま一番現状を気にかけているNamuuにも会いに行ってみよう。 彼女はこの5月からまた新しい財団に引き取られ、その責任者と会ってみると、親戚でもない私は年に1回だけクリスマスシーズンに面会が許される、支援金や品物は財団になら受け取るが、個人的には許可されないと、とてものことに理解できない通達をされたことがあります。

それゆえ、前回行ったように、学校の昼休みにこっそりととも考えたのですが、その財団から同じ学校に通う生徒たちも多く、校内放送で大々的に呼び出されるとチクられてしまうのでは、との危惧もあります。

でももう3か月間近く会っていません。『エーイ、ままよ』と行くことにしました。

まずBaanですが、当初は大反対でしぶしぶスタートした支援ですが、いまとなってはこれで良かったと思わせてくれます。

毎月2,000バーツ、生活費として借りられる政府系奨学金ですべてを賄っているそうです。でもその食事内容は毎日のようにインスタントラーメンとか。栄養面では勿論心配です。

でも6人部屋の同室の少女たちにも会ったのですが、小さいころあれほど排他的だったBaanがみんなと仲良くしている様子には、心底ほっとしました。
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そしてNamuuですが、いつもながらに親切な先生方がすぐに対応してくださった、呼び出しの校内放送で久しぶりの再会です。

やはり危惧したように、他の財団の子どもたちと違って(父兄であれば面会と送金は許されるようです)金銭的サポートをしてくれる人もなく、身の周り品も買えない状態だそうです。

彼女自身はその財団を出たがっていますが、いまは中学2年の1学期、2学期から受け入れてくれるような学校もないだろうから、我慢するようにと言うのが精いっぱいです。

高校1年からなら何とかなるかもしれないからね。と言ってはいるのですが。。


そしてAhtitからは父親の葬儀を終えて職場に戻った日に電話がありました。 疎遠であったとは言え、一応お悔みの言葉のあとに、「お母さんはどうだった?」と聞くと、「すごく喜んでいた」と。

は!? 聞き間違いかと、もう一度聞いてみると、確かに「喜んでいた。 もうこれで迷惑をかけられることもないと」。

確かにそういう状況ではあるかもしれないけど、これほどアッケラカンとは。。。

まだまだ知らないタイ社会の現実があるようです。

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# by karihaha | 2016-09-18 18:11 | ブログ | Comments(0)

Ahtit

Ahtitと久しぶりに会いました。 1か月半ぶりぐらいかな? 前日に実家に帰る用事があると連絡がありました。

私の自宅付近のバスターミナルは彼にとって中継地点です。そこで、そのバス停で会い、これもいつものように、次のバスを待つ間付近に食堂でご飯を食べさせがてら、近況を聞きます。


『闘鶏のお父さん』としての仕事は順調なようです。 オーナーは地域の郡役場の職員としても働いている兼業ですが、闘鶏の養育に関しては完全にAhtitに頼りっきりで、鶏さえも、オーナーが入って来てもそれほど興奮しないそうです。ちゃんとエサを呉れる人を識別しているのですね。


学習障がいの彼は今までも随分つらい人生を送ってきていますが、いまの職場では初めてと言っていいほど、自分自身に誇りを感じているようで、それが何より嬉しいことです。


さて、今回のAhtitの帰郷ですが、またしても、という理由があります。父親が急死したと言うのです。


彼の父親は母親と同じ村で住んでいますが、母親とは随分前に離婚しました。 その後、再婚する際に、大事な土地を売り払ってしまったため、母親や姉がお米やトウモロコシという生活の糧を生み出すベースを失ってしまいました。

しかしその結婚もアッと言う間にダメになり、今では村人の家を転々とし、施しで暮らすような生活をしていたようです。 

その父親が亡くなったと連絡があったと前日の電話では聞きました。 そして会ったときに原因を聞くと、「よく分からない」と。何か深い事情があるのかもしれません。


お葬式は村人が共同で営むとか。 Ahtitも先月の甥(兄の2才の息子)のお葬式に続き、いくばくかの費用を負担するそうです。 その額は2千バーツ(6千円)。月給4千バーツから今月の分を前借したそうです。

「さすがにそれ以上は無理」とAhtitは言いました。 ニュースを聞いてすぐに帰りたかったけど、お金の用意が出来なかったからと。


あの地の果てとも思える村で細々と暮らす家族にとっては、Ahtitのもたらす現金収入が頼りです。

家族の期待を背に、彼は本当によく頑張っています。

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# by karihaha | 2016-09-14 15:52 | ブログ | Comments(0)

井本勝幸さん

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昨夜、友人に『憩』という日本食堂に連れて行ってもらいました。 

ここは『ゼロファイター』と呼ばれる、井本勝幸さんという日本人僧侶が経営されています。

井本さんはミャンマーの少数民族地域で第2次世界大戦時のインパール作戦で命を落とした、日本人兵士の遺骨収集をされています。

その経緯を知ったのは私もつい、今年になってからですが、インパール作戦については毎年行われる慰霊祭に参加させていただく等、非常に関心があります。

その兵士の方たちの遺骨収集? この方を知ったのは、チャンネル桜で有本香さんが紹介されたのがきっかけでした。 国会議員や一般の方々のための講演会のビデオで詳しい経緯を知りました。

https://www.youtube.com/watch?v=OrLS9m8a_OQ


そんな矢先、友人から井本さんがここチェンマイで少数民族支援の一環として、日本食堂を開いていると聞き、昨夜やっと行くことができたのです。タイヤイ族を始め、少数民族の若者のインカムジェネレーション企画としての店だそうです。
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土曜日の夜ということもあるのかもしれませんが、店内は満席でした。しかし、日本人は私たちだけのようで、タイ人と西洋人で占められていました。

ラーメン、おにぎり、枝豆等々。 当地の日本食堂と変わらぬメニュー名が並んでいます。その単価は驚きの49バーツ(150円)がメインです。 Leoビールは55バーツと酒屋で買うのと同じ値段。 これで利益が出るのかと思うのですが。。

こんな低価格であっても、『支援』になるのなら、こんな嬉しいことはありません。

場所はチャンクラン通りを下り、チェンマイランドを通り過ぎそのまま行くと、通りに面して左側にあります。

Ikoi Ramen, Changklan Rd, A.Muang, Chiang Mai.

日本人も是非応援したいものですね。

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# by karihaha | 2016-09-11 16:33 | ブログ | Comments(0)