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煙害

毎年この時期になるとチェンマイのブローガーさんたちの記事に必ずと言っていいほど取り上げられる『煙害』が今年も被害を広げています。

普段なら私のアパートからもくっきりと見える筈のステープ山の稜線が、この一週間ほどは一日中見えない日々が続いています

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盆地に位置するゆえのチェンマイや周辺の都市が抱えるこの問題は、焼畑農業や排気ガスに起因するそうです。 排気ガスは何もこの時期に限ったことではないのでやはり山焼きの煙が最大の原因なのでしょう。

健康被害は勿論のこと、自然災害も引き起こしかねないこの農法は、もちろん経済的な収益を期待してのことですが、関係官庁がやっきになって禁止してもいっこうに改善の気配がありません。

自然被害と言えば、村の保育園の子どものうち2人の父親が服役中でその理由は森林保護区の樹木を伐採したからと聞きました。チーク材が高値で売れるためその木を狙っての不法伐採が頻発しているそうです。

捕まれば木1本につき100,000バーツの罰金あるいは1年の懲役刑だそうです。日当200バーツ以下で働いている人々が1本あたり100,000バーツの現金など当然用意できるわけがなく、服役を余儀なくされているそうです。

煙害と言い、不法伐採と言い自然資源を生活の糧にしてきた人々に環境保全の大切さを認識してもらうには、人々の生活がたちいくような新たな経済的自立支援となる代替案が必要不可欠であると思うのです。
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by karihaha | 2012-02-29 00:07 | ブログ | Comments(0)

貸金庫

先日ある日本人の方と話していると貸金庫の話題になりました。

私には今までの人生を通して縁がなかった物だし、これからもその可能性はゼロに近いのは明白ですが、「まあ何でも知っていて損はない」とボランティアでお手伝いすることにしました。

その結果としては目出度たく借りることが出来ました。そしてこんなことでもどなたかのお役に立つかもと思い、書きとめておきます。

1.チェンマイ市内であれば外国人にも人気のバンコック銀行にはあるだろうと行ってみましたがす
  べて貸し出し済みでサイアム商業銀行ならあるだろうと紹介されました。
2.するとサイアム商業銀行のターペー支店のみにあり、サイズは大・中・小がありますが、現在一番
  大きなサイズは全て貸し出し済みとのことでした。
3.料金は中で年間3千バーツ、小であれば2千500バーツです。その他に鍵の保証料3千500バーツ
  と合算金額の7%の消費税を支払います。
4.銀行に口座がなければ開設の必要があり、その最低預け入れ金額は500バーツ、それにATMカー
  ドが必要であれば499バーツプラスされます。
5.必要書類はパスポートのコピー、住所登録票(タビアンバーン)のコピー。後者が無ければタイ
  人の親戚・知人のものでも良い。

タビアンバーンについては必要とは知らず引き返すことになりました。その方は家を購入したが完成まではまだしばらく時間がかかるとのことで私のタイ人の友人に頼むことにしました。つまり私のように賃貸アパート住まいでは住所登録も難しく、それなしでは今回のような手続きは無理かも知れません。

大金庫の中への入り方や内部の構造はテレビや映画で見たものとソックリ。個人的にはまた一つ変わった経験をしたなーということにつきます。
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by karihaha | 2012-02-24 06:31 | ブログ | Comments(0)

世界ふれあい街歩き

NHKの『世界ふれあい街歩き』は好きな番組の一つです。今週も楽しみにしていたのですが、嬉しいことにランパーンが取り上げられていました。ランパーンはチェンマイからは東へ100kmぐらいの地方都市です。

番組に登場する街の人々の自然なフレンドリーさはきっと観る人の印象に残ったでしょう。声をかけられる人たちの皆が皆てらいもなく普通に笑顔で答えている。普段私が出会うタイ人そのものの人たちが映しだされていました。

こうして見るとタイ人ってやっぱり『人たらしやなー』。深くつきあうと色々(お互い)あっても、とっかかりは最高の人たちと再認識させられた次第。
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by karihaha | 2012-02-21 00:19 | ブログ | Comments(0)

ビルマ人労働者

チェンマイ長期滞在者の方の中には朝夕トラックの荷台にギュウギュウ詰めで乗っている人たちを見たことがある人もいらっしゃるでしょう。

この人たちの殆どがビルマからの労働者で、いまやタイ人がやらなくなった『きつい・汚い・安い』建築現場等の仕事に従事しています。これが農村部になると地元の農家の田や畑仕事に雇われている人達になります。

        ↓ メーオーナイ村付近で収穫後のにんにく出荷のために働く女性達
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        ↓ これらの女性の賃金は1日120バーツ(350円)
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それに関連してビルマ(ミャンマー)の移民・難民労働者のタイ政府の受け入れ条件が最近改定されたとのことで、私もネットワークの一員になっているそれらの労働者の人々の支援をしている財団が主催する定例ミーティングに参加し、その詳細を聞いて来ましたのでその概略を下記しておきます。

•2012年2月28日までに正規な申請書を提出した者の中から90万人に対し労働許可書が与えられる。
•申請書類にはビルマのパスポートも含まれるが未所持者はタイとの国境に接するタチレクを含む4箇所で手続きが出来る。
•その手続きのためのエージェントがあり、通常はそこを使って一連の手続きをするが、その手数料は4,800バーツ。
•2012年6月14日までには許可等の一連の手続きを完了する。
•費用: タイビザ(2年間有効)500バーツ、労働許可書(1年)1,000バーツ、健康診断(年一回)600バーツ、健康保険加入料(年間)1,300バーツ 合計3,400バーツ。
•この他にパスポート未所持者は高額なパスポート作成費用をビルマ政府に支払う。

上記の条件について少し考えてみました。まず90万人という数字ですが、200万人とも300万人とも言われるビルマからの移民・難民の人数を考えると少ないようにも思われますが、これには帯同している子どもの数は含まれておらず妥当な線かもという気もします。

これらの人々は言葉の関係でエージェントを使わざるを得ないでしょうが、使わずに手続きが出来た場合でも、当座の最低費用3,400バーツ(8,500円)はビルマ人労働者にとり1ヶ月の給料に等しいぐらいの大金です。チェンマイの現在の最低賃金は一日171バーツ(500円弱)ですが、これらの人々はさらに低い賃金で働いているのが現実だからです。

さらに毎月の社会保険料(給与の10%)はタイでの保証人でもある雇用主と折半ですが、これを嫌う雇用主がいれば、全額負担ということもありえます。


そしてもしこれらの手続きをしない(出来ない)人が6月14日以降警察等に取り調べられることになったら強制送還になるそうです。 HIVに感染しているあの赤ん坊の母親などはこのケースになってしまうのでしょう。

いまやタイにとってもなくてはならない労働力になった人々ですが、その労働条件はまだまだ厳しいものがあります。
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by karihaha | 2012-02-19 19:05 | ブログ | Comments(0)

運動会

支援先のメーオーナイ小学校の運動会に行って来ました。タイの学校の運動会は直訳すれば『色のスポーツ大会』と呼ばれます。学年の垣根を越えて赤・青・緑・オレンジ等のグループを作り、グループ間で競技の勝敗を決めるのです。

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前職に就いていたときにも子ども達の小学校主催の運動会に行ったことはありましたが、今回のは力の入れ方が違います。 午前は子どもの部、午後は大人の部というのは一緒ですが、午前中からの父兄の興奮振りは子どもそっちのけという感じ。チアガール(?)たちは競技中だけではなく休憩時間中も音楽に合わせて踊る・踊る。

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その競技はというと、徒競走のみ。走る・走る、ただただ走る。それでも十分に興奮している観客に校長や村長がディスクジョッキーになり実況中継や「○日は共同作業ですよー」と村人への伝達事項をがなりたてたりする。校庭の一角では酒盛りをしている一団もいる。

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村人総出の運動会はこの村のコミュニティーにとって大事な親交の場なんだとつくづく感じさせられた次第。日々の憂さを忘れて皆が笑っている、そして本気で楽しんでいる人々の中に居れた良い一日だったなー。
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by karihaha | 2012-02-19 18:00 | ブログ | Comments(0)

肝っ玉母さん

テンモー7才は本来なら小学校一年生のはずですが彼女の障がいゆえに受け入れてくれる学校もなく、やっとのことで見つけた無認可保育園でお世話になっています。

月曜日から土曜日の朝7時半から夕方6時まで預かってくれているその施設は、テンモーの成長と共に日々対処しなければいけないニーズの一番大きな部分を担ってくれています。

テンモーは幸せなことに叔母の家族に受け入れられて来ました。タイでは国ではなく民間主導の重度障がい者のための対策、いまの日本では想像もつかない後手後手の対応。そんな環境にあっても彼女は常に家族から阻害されることなく暮らして来れました。

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テンモーのおばが本気で働きだしたのは彼女の息子達ためだけではなく、テンモーを養うことに(あの)おじに気兼ねをしたくないという想いもあります。

長男・次男が未成年で結婚したり同棲したりということもサラリと受け流している(かのように見える)おばの強さ。次男の中学3年生の『嫁』を進学させようとしている『優しさ』。それでいて大勢の人をひきつける彼女はまさしくタイの『肝っ玉母さん』です。
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by karihaha | 2012-02-14 23:04 | ブログ | Comments(0)

ボランティア ビィアンピンホーム

長い間チェンマイのボランティア事情をアップデートしていませんでした。

ボランティアを志望する場合一般的には長期間可能あるいは専門知識がある人が優先されますが、短期間でも受け入れている処の一つにチェンマイの公立児童養護施設ビィアンピンホームがあります。内容はホームの子ども達と一緒に遊んだり、全般的な世話をすることが主です。

先日このホームのスタッフと話す機会があり、最近の状況が分かりましたので下記しておきます。

• ボランティア志願者はビアンピンホームの'How to Help’ から申請書をダウンロードする。
• 申請方法はメール、ファックスあるいは本人持参。
• メール・ファックスで申請した場合はその可否を後日ホームに問い合わせること(ホームからの連絡はありません)。
• 許可された場合はパスポートの顔写真があるページとビザのページのコピーを提出。
• 期間は原則的に最長4週間。それ以上の場合は要相談。

ただし2012年2月現在では多数のホームの子ども達が里親やNGOに引き取られ通常のおよそ半分の人数になっている上、ヨーロッパからの学生ボランティア20人が5月まで研修中のため、新規ボランティアの受け入れは原則していないそうです。

それ以降であれば可能でしょうし、ホームへの交通の便も良いのでボランティア斡旋エージェントに頼まず自力でチャレンジしてみたいという人にも良い施設ではないでしょうか。
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by karihaha | 2012-02-13 19:10 | ブログ | Comments(0)

タンブン

テンモーの叔母からの電話でタンブン(喜捨)があるので来ないかと誘われました。

何のためのタンブンなのか要領を得ないまま1ヶ月ぶりにテンモー宅を訪れると、庭に椅子やテーブルが置かれ、食事の用意もしてあります。聞くと近所のお寺の改装が終わり檀家衆が寄付を集めて明日・明後日と持って行くそうです。

そのために付近の隣組が集まってのお祝いで、今回はおば宅が回りもちの順番にあたり終日の『飲めや歌えや』の会場となったのです。


おばの家は郊外にあるということも関係するのでしょうが、一般的にタイ人はこういった行事には関心するほど熱心で、普段は「お金がない」と言っている人たちも気前よくタンブンしています。その分をいま生きている子ども達のために学校や保育園へ目を向けて欲しいという先生達の願いとは裏腹に、村で一番立派でピカピカなのはお寺というのがとおり相場です。

おば・おじはおろか、長男や次男の14歳の婚約者、家族全員総出で準備しているのを横目でみながらも先生側の私の財布は開かずじまい。
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by karihaha | 2012-02-12 19:14 | ブログ | Comments(0)

社会保険

昨日『セブンイレブン』に健康保険料の振込みに行きました。この保険は前職を辞してからも本人が継続して支払えばその権利を維持できるということで継続しているものです。

日本にいた時も退職後に厚生年金保険の同じ制度を利用したのですが、企業側の分も個人で負担するということで、かなりの高額であったと記憶しています。

それに比べるとこちらの社会保険制度は信じられないような太っ腹の大盤振る舞いで、その詳細をご参考までに下記します。

•在職中の保険料は給与総額の5%、ただし上限があり月750バーツまで(1、875円)。
•退職後6ヶ月間は保険料の支払い不要のまま被保険者の権利を継続できる。
•6ヶ月を経過した時点で任意継続をしたければ申請し、その保険料は月432バーツ(約1,100円)。
•この保険での診察・薬代は無料。
•入院・加療とも無料(入院を経験したことはないのですがその筈です)
•失業保険は退職理由のいかんにより、3ヶ月か6ヶ月分を月15,000バーツを上限として支給。
•55才以上の場合は失業保険ではなく、退職一時金が保険加入期間に応じて支給される。

病気になった場合この保険を使える病院はあらかじめ登録した公立、あるいは私立の病院でだけということになりますが、もし重篤な症状の場合その病院がさらに高度治療を提供できる病院に転院させた場合も同じ条件で治療が受けられます。

月432バーツでそこまでしていただけるなんて!、それでは宝くじに当たったようなものではないかと、常々思っていたのですが。。

昨日の支払いの際にはそのコンビニの店員に「ハイ、240バーツです」と言われました。 まさかお年玉でもないだろうに何故に安くなる!? 権利を打ち切られるのか?? それとも去年の年収ゼロゆえの措置なのか??? 200バーツほど安いことを喜ぶ以前に額の変更を不安に思った私はその場では支払いをせず別の店舗でもう一度試してみると店を出ました。

そして今日、買い物がてら立ち寄った別のコンビニでも同じことを言われ、それではと一旦支払いをした後調べたネットには、2012年1月から6月までは240バーツ、そして7月から12月までは336バーツとの公示がありました。

そうです、社会保険料が暫定的に値下げされたのです。それで思い出したのは在職中にも同じようなことがあったと言うこと。その理由は忘れてしまいましたが、今回の処置は恐らく去年の大洪水の影響を慮ってのことではと思います。被保険者の負担を少しでも軽減しようと。

ちなみに保険料の算定基準ですが、4800バーツx9%=432バーツ、それが6月までは5%、そして7月以降12月までは7%ということらしいです。さらに元の4800バーツの根拠はおそらく一日当たり最低賃金を基準とした月収換算ではないでしょうか。いずれにしろ日本人にとっては信じられないような安さです。

外国人労働者であっても手続きさえ踏めばタイ国民と同じ条件で権利を享受できるなんて、一時期働いて所得税を納めていただけなのに生涯その権利を付与してもらった上、それでなくても安い保険料をさらに安くして貰えるなんて。。

太っ腹の大盤振る舞いはありがたくお受けするとしても、自分のためにもそのオファーを出来るだけ実際に利用しないですむよう心がけねば。
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by karihaha | 2012-02-03 00:32 | ブログ | Comments(0)