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ドクターYves

もう10年ぐらい前になりますが、タイのエイズホスピスでボランティアをしたことがあります。その時知り合った同じくボランティア医師のYvesと久しぶりに会いました。

2人がここチェンマイに棲みつくことになったのは、全くの偶然ですが、会えばやはりあの当時の話になります。

ボランティアという立場は同じでも、彼が医師として働いた5年間は、私のような立場で過ごした者には想像もつかないぐらいの、葛藤の連続であったのは想像に難くありません。

いまはチェンマイ郊外の家で、修道僧のような生活を送っているYvesに、先日読んだビルマのエイズホスピスの記事の話をしました。私たちが経験した、あの当時のロップブリのホスピスと酷似する内容でした。

「僕はもう人生の次のページをめくったよ」というのがその時の彼の第一声でした。でもそのあとすぐに、「そのURLをメールで送っておいて」と言った彼でした。
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by karihaha | 2012-06-27 23:30 | ブログ | Comments(0)

タイの常識

こちらの日本人の知人が亡くなられ、その葬儀が一昨日行われました。 享年71歳でした。

お通夜、葬儀ともこちらで行われ、簡素ながらも逝く人の尊厳を守るにふさわしい儀式でした。


火葬が終わったあと『骨上げ』は翌朝に行われ、お骨にまつわる顛末を未亡人からお聞きしました。

ピン川に流されたようです。。。
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by karihaha | 2012-06-14 23:50 | ブログ | Comments(0)

再会

c0071527_1858219.jpg診察日当日、やっと赤ん坊に再会できました。ただ、抗HIV薬をしばらく服用できていなかったせいか、可哀想なことに終始機嫌が悪く、あの可愛い笑顔をみれずじまいでした。

赤ん坊は2歳まで母親と一緒にいれるが、母親の判決如何でそれより刑期が長い場合は、法的に資格のある保護者に引き取られるか、そのような人が居ない場合はしかるべき児童養護施設で保護されるというのが標準的な措置ですが、医師と私がいままでの経緯を刑務所の係り官に説明し、たとえ母親が短期で出獄できても、赤ん坊にとって最適の選択は母親から離して児童養護施設で保護されること、と申し出ました。
もう一つの問題は、母親が出獄したあとはもう一つの法的措置に直面します。ビルマ人の彼女は4年近く不法滞在を続けているのです。出獄後はその罪により、強制送還になるはずですが、その際に赤ん坊をビルマに連れ帰ると、今のビルマの現状では適切な治療を受けられる可能性が低く、何としても赤ん坊をタイに置いていくようにとの説得が必要になるでしょう。

一方受け入れ側のタイですが、赤ん坊はビルマ人の母親と西洋人のハーフにも関わらず、出生届けを出した時に、母親が友人のタイ人の男性の名前を借りて父親として届けでたため、赤ん坊は書類上はタイ国籍になっています。しかしこの虚偽の申告がネックになって赤ん坊の国籍に言及されるかもしれない懸念もあります。 所在地が特定でき適切な治療を受けられ、安心したのもつかの間、まだまだ難しい問題を抱えています。
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by karihaha | 2012-06-14 19:01 | ブログ | Comments(0)

やっと会える!

前の記事を書いてから日本への一時帰国までの10日間も、母親からの連絡もないままチェンマイを離れました。

「もういいや、出来ることはした。心配しないでも、新たにあの母娘の出会っている人々の中にも心ある人がいるだろう」と信じること、自分をなだめることでしか治めようのない気持を抱えてのその後の一ヶ月間でした。


ところが、チェンマイ帰着後2日目に思わぬニュースが入って来ました。知人の友人がFACEBOOKにその赤ん坊の写真を載せ、その写真を見た知人が友人に連絡し所在地を調べる中、母が覚醒剤所持で連行され、その後も帰ってきていないことが分かりました。写真を掲載した方は、たまたま親子が転居したアパートに住んでいたそうです。

逮捕時には赤ん坊も同道していると聞き、すぐに赤ん坊の主治医に、「たぶんチェンマイ女性刑務所にいると思うので調べて欲しい」とお願いしました。 

その際4月23日の検診日にも来なかったと聞かされ、抗HIV薬が切れてしまえば赤ん坊の命が危ぶまれる、母親が刑務所の係官に感染の事実を告げていない懸念もあるので、大至急調べて欲しい旨も伝えました。

素人の私がそんなことを言うまでもなく、診察に来なかった時点で何で病院ももっと真剣に探してくれないのか?と思うのは私だけではないですよね?

「電話で連絡したけど繋ながらなかった」

私が質問する以前にその一言でスルーされました。 そこをあえて突っ込まない方がいい、とは長いタイ生活で培って得た、そういう社会的層の人と付き合ったことのある私が体得した、この国で生きる術かもしれません。。



そして待望の連絡が翌日になって病院からありました。確かに母が収監されていて、来週の月曜日には刑務所の係官が赤ん坊を病院に連れてくるとのことでした。その際は私にも同席して欲しいと言われ、もちろん快諾しました。

あれから4ヶ月、大きくなっただろうな。それよりなにより元気だったのが一番嬉しい。
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by karihaha | 2012-06-08 22:46 | ブログ | Comments(0)

チェンマイ

結局5月一杯チェンマイを離れていました。

実家・韓国旅行と過ごした一ヶ月間、本当にいい意味でリフレッシュできたなー。 



チェンマイ着3日目、日本・韓国との気温差に苦しめられていたわたしに、いままさしく慈雨が。 

穏やかな週末の夜です。
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by karihaha | 2012-06-03 20:50 | ブログ | Comments(0)