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忘年会 2

そして丘の上、もう一つの支援先の山岳少数民族リス族が暮らす村の保育園主催の忘年会にも参加してきました。

こちらも園児はもとより、保護者の参加者が多数。その中には先天的な毛細血管疾患で大きなあざに苦しむ女の子の両親もいました。 来年1月4日からバンコックの大学病院での第一回治療の打ち合わせをし、とにかく出来るところまで治療を継続しようと話しました。

小さな一歩ですが、この女の子にとっては人生の質に関わることであるのは間違いありません。まずは何事も始めてみないと。

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by karihaha | 2012-12-29 15:21 | ブログ | Comments(0)

忘年会

今年も残すところあと3日。きょうは村の保育園2ヶ所の忘年会に参加してきました。 先生たちの奔走が功を奏して、アトラクション、プレゼント交換、食事やお菓子等々子供たちは目いっぱい楽しんだと思います。この種のパーティと一つ違うのは、もれなく保護者が付いてくること。彼らは付き添いというよりは自分も楽しみたいという意図で参加するのです。10月の動物園への遠足もそうでした。

貧しい彼らの生活のなかでは数少ない娯楽なんでしょう。両親とも日雇いの賃仕事を休んでまでの熱心さには、「そんなに値打ちがある?」と自問自答。でも日頃のうさを晴らすようにみんな楽しんだようで、ひとまず大成功でした。

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by karihaha | 2012-12-28 20:49 | ブログ | Comments(0)

ビルマのいま

先日、『ビルマの現況』を議題にしたセミナーがあり、私も参加してきました。 会場はチェンマイ大学社会学部の一室でしたが、入りきれないほどの参加者で大盛況でした、当日参加した人々はいわゆる学識者や専門家よりは、私も含めて一般の、ビルマに関心を持つ人が多数を占めていました。

私の場合は、いまやっている活動のターゲットがビルマの被抑圧民族に重きを置いていることもあり、去年の経済を含む民主政へ移管したビルマが今後どのような政策をうちだすのかに興味があります。それと民主化に伴うビルマ政府の新政策が、多数の少数民族に対する政策に変化を与えるのか、具体的には、タイに300万人いるとも言われるこれらの人々が帰国して、ビルマ族と同じ権利を有し、保護されるのかに関心があります。


レクチャーの結果、残念ながらこの変革はいまのところ外貨誘致の経済面に顕著な変化があるのみで、人権問題、特に人口の30%に及ぶ多数の民族への差別・弾圧・迫害の歴史はいまも継続しているとのことでした。

ビルマではいまも外国人の立ち入りが厳しく制限されている、少数民族が大多数を占めるカチン州、チン州、アラカン州があり、そこでは軍隊主導の抑圧行為が秘かに行われています。その典型的手法には村の焼き討ち、略奪、婦女暴行、強制労働、宗教差別があります。


1962年以来軍政であったビルマが50年ぶりに民政に移行したとはいえ、「早すぎる楽観視は危険」との講師の言葉が耳に残ります。

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by karihaha | 2012-12-10 23:36 | ブログ | Comments(0)

在外投票顛末記

今回の衆議院選挙の在外投票、ここチェンマイ(バンコックも)本日9日で締め切られました。5日からの投票受けつけに一番乗りをしたのですが、その時に感じたことを。

当日は国王誕生日で通常は休館のはずの領事館ですが、この日は開いていました。3時過ぎに着き、さぞかしたくさんの人が来ているだろうと思っていると、あにはからんや私一人でした。事前に5万人の在留邦人のうち、選挙人登録をしているのは3,457人に過ぎないとの情報を得てはいたのですが、祝日にも関わらずのこの予想外の閑散さ加減は少なからずショックでした。


まず係官にパスポートと、手続きをして入手した選挙人証を提示したあと、小選挙区と比例区どちらも投票するのかと聞かれました。その旨答えると封筒に最後に住民票を置いていた選挙管理委員会の住所を書くよう指示されました。

別の係官にその封筒を見せると、両選挙区の投票用紙が渡され、投票用に設けられた机へ移動しました。

そこで係官に「小選挙区の候補者の名前を知っていますか?」と聞かれました。何気なく、「〇〇選挙区ですが、△△さんの下の名前があやふやで」と言いかけるとそれを遮るように、「名簿がありますので」と慌てたようにその名簿を差し出されたのです。まるで「そんな恐ろしいことを聞かせないでください」とでも言いたげな様子で。。

確かに報道機関等では選挙期間中の特定の党・候補者の宣伝や批判は禁じられていますが、あくまで個人、それも誰も回りにいない環境でのこのタブー感はとても奇異に感じられました。 これがアメリカや欧米諸国であれば、個人ベースで自分の支持政党や候補者を積極的に公言し応援します。


なにはともあれ、今回の選挙には日本の命運がかかっていると思います。有権者の一人として熱い想いで一票を投じたつもりです。
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by karihaha | 2012-12-09 20:31 | ブログ | Comments(0)

ボランティア

いまも細々とボランティア活動を続けています。その内容はバリエーションに富んでいます。

幸い私には、前職で得た経験・知識、そしてタイ語ができます。一人での活動ですから小回りはきいても大規模なプロジェクトはできない。ですから既存のNGOが手をつけきれていない分野を救い上げることを心がけようと思っています。

でも色々なケースに遭遇する中にはモーチベーションが下がることもあります。しかし「何とかしてあげたい」と思うケースがあるからこそ続けていられるのだと思います。


先日も奨学金授与を前提条件に数人の学生の家庭訪問をしました、その中の一人中学2年生の彼女は山岳少数民族リス族出身で、家族とともにチェンダオ郡の山間部に暮らしています。 村からも離れた山中にある板葺きのその家には8人家族が住んでいます。タイ語のできない祖母や母に代わり、兄と話が出来ました。同居する5人兄弟のうち2人が重い障がいを持ち、家族の家計はこの兄と母親が従事するとうもろこし栽培等の農業に頼っています。

ここまでであれば見てきた幾多のケースの一つと言えます。でも違うのはこの少女の底抜けの明るさ、ポジティブさです。安っぽい同情心を持つのが恥ずかしくなるような強さにあふれています。


こんな子供たちに出会えるのもこの活動の醍醐味の一つです。

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by karihaha | 2012-12-09 16:13 | ブログ | Comments(0)

光明

2ヶ月前に出会って以来関わっている、あのリス族の少女がバンコックにある国立チュラロンコン大学病院へ出向き、受け入れられたとの報告を受けました。

同行した先生によると、レーザー治療を3ヶ月から6ヶ月に1回する。とりあえずは1月初旬からスタートし、5回ぐらいためしてみようとのことだそうです。

まだまだ長い道のりですが、女の子ばかりではなく、貧しいがゆえに手を打てなかった両親にとっても光明が見えてきました。

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by karihaha | 2012-12-09 15:05 | ブログ | Comments(0)

ビルマ人の品格

ニュージーランドからの友人がビルマ(ミャンマー)へ短期旅行のあと会う機会がありました。彼女に旅の印象を聞くと、かの国の人々のありように強い印象を持ったようです。「タイ人は人当たりが良くて楽しい。反面ビルマ人は人当たりが良くて品格がある」と言いました。言い得て妙だと思いました。

私ももう10年程前になりますが、1ヶ月あまりビルマを旅行し、それ以来かの国の動静を気にかけています。ここチェンマイでもビルマからの山岳少数民族や、被抑圧状態の部族が難民として国境を越え定住しており、それらの人々の支援が私の現在の活動のメインでもあります。まさしく、彼らが兼ね備えた品格がこれほどまでに私をひきつけているのです。

近年、長い間の軍事政権が民政に移行し、ようやくビルマにも『自由』の風が吹き始めたかのような感があります。タイを訪問したアウンサンスーチーさんは、タイに移住してきている300万人とも言われるビルマ人が全員国に帰れるように努力すると言いました。


でも、そのためにはまだまだ長いプロセスが必要でしょう。実際問題としてタイに移住してきた難民の大半が、エリート層も多く輩出しているビルマ族ではなく、山岳少数民族や被抑圧者の部族だからです。彼らには独自の言語と文化があり、現在もビルマ国内では数多くの内紛を抱えています。一方宗教対立もあります。現代版ユダヤ人迫害とも言われるイスラム教徒ロヒンガ族がその渦中にあります。バングラデシュと国境を接するアラカン州の仏教徒との抗争は、彼らロヒンガ族を迫害し、ビルマから追放しようとし、一方バングラデシュは受け入れを拒否しているというのが現状です。

これらの事実を知ったときは内心、「ビルマ人よ、お前もか!」と思いました。痛みを知っている筈の人々だからこそ、加害者のような行動に出ることを信じられないでいるのです。


「人当たりがよくて品格がある」と思っている人々に別のどのような一面があるのか。そして彼らが今後どのようにこの問題を解決していくのか。まだまだ今後の展開を注視していかねばならないと思っています。
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by karihaha | 2012-12-02 18:38 | ブログ | Comments(0)