<   2015年 01月 ( 5 )   > この月の画像一覧

衣装

c0071527_20174341.jpg

奨学生のうち、唯一の大学生が大学のお正月休みで2週間ほどチェンマイに戻ってきていました。
彼女とは偶然モン族の正月のお祭りでも再会したのですが、あんなに広い会場で出くわすなんてやっぱり縁があるなー、と思ってしまいます。

いずれにしろ私を訪ねていくつもりだったとのことで、数日前地方の大学に戻る直前にお昼ごはんを兼ねて会うことに。彼女とは中学2年からの支援ですからもう7年経ったことになります。 そして来期には大学3年になりますから、あと2年で私自身も一応目標にしていた、大学を卒業させるという『事業』が終わりをみるのです。


四方山話の中で再び話しに出たのは男友達のこと。 私としては支援している間は、親密な異性関係を持って欲しくないと言っています。 山岳少数民族は特に早婚ですから、以前財団で面倒を見て、その後チェンマイ大学に進学した同じモン族の少女が1年もたたずに妊娠した末、退学を余儀なくされた苦い経験があるからです。 彼女はその辺はよく自覚しているようで、話する友達はいるけど、特別な関係ではないと言っています。もちろん大学を出ればその限りではないので、とりあえずは支援してくれている人たちをがっかりさせないためにも、あと2年は勉強に集中するようにと言っています。多分(?)分かってくれていると思うのですが。。


写真の衣装はモン族の準正装です。去年もそうだったのですが、祭りに行くというと、誘ってくれた前職の財団にいまもいる子供の母親が衣装を用意してくれるのです。 普通の服装ではだめだとききません。 今回は友人の分も含めて2セット用意してくれたのですが、帰りがけにプレゼントしてくれました。いくら固辞してもきかないので、いまは私の手許で来年の出番を待っているのですが。

c0071527_20182022.jpg

大学生のPatはマフラーを編んでプレゼントしてくれました。そして来年のお正月用にモン族の衣装を贈るつもりだと言ってくれています。 彼女たちは毎年毎年お正月用に手作りの衣装を新調するのですが、細かい刺繍に長けているモン族でも時には3ヶ月とかかかることもあるそうです。

気持ちは嬉しいけどもうあるからと言っても、普通は新調したものを着る、と折れません。そうすると来年のお正月は3着になるので、どなたかご興味のある方は一緒に行きませんか?
[PR]
by karihaha | 2015-01-15 20:19 | ブログ | Comments(0)

フランス人スピリット

c0071527_2291269.jpg


Liberté, Égalité, Fraternité

フランス革命に起源を発する標語  自由、平等、友愛。 その根幹を成すとも言える表現の自由が犯された今回のイスラム過激派による蛮行は、フランス国民の精神的根幹を揺るがしました。

その怒りが国民をデモに駆りだし、今日(11日)全土で250万人以上が、静かなデモで街々を埋め尽くしました。

個人主義と言われるフランス人は、同時に他人の選択・在り方も認める人々です。その根底に厳然としてあるのは『正義』であるとは、1年余りという短い滞在期間ではあっても肌で感じていました。

不幸な今回な事件をきっかけに、『これぞフランス人スピリット』を再び見せ付けられています。
c0071527_2285285.jpg
c0071527_228422.jpg

c0071527_2291781.jpg

[PR]
by karihaha | 2015-01-12 02:41 | ブログ | Comments(0)

Je suis Charlie

c0071527_2122468.jpg

フランスで風刺画を発行している『Charlie Hebdo』がイスラム過激派と言われる兄弟一味に襲われ、編集者たち12人が命を失いました。 Hebdo誌が犯人の信仰する神を冒涜したからというのが動機だそうですが、同誌は発刊以来ジャンルを問わず同様のスタンスを取り続けているのです。いまに始まったことではありません。

フランスは私の知る限りでも個人の意思・思想をお互いに尊重することを第一義と考える人たちです。信教の自由ももちろんその中に含まれます。人口の10%を数えるイスラム圏の移民を抱えるかの国ですが、その信念は受け継がれています。

だからこそ今回の事件はフランス人、ヨーロッパ人、いや世界中の人々にとっても許しがたい暴挙です。 

Ich bin Charlie

I am Charlie

Soy Charile

Sono Charlie

Eu sou Charlie

ฉันเป็น Charlie

我是 Charlie

私はチャーリー

NOUS SOMMES CHARLIES!!!
[PR]
by karihaha | 2015-01-10 21:41 | ブログ | Comments(0)

久しぶり!

唐突な話になりますが、前職を辞して四年になります。

その経緯は決してハッピーエンドというものではなく、大ボスと運営方針をめぐって紆余曲折があった末のことです。当時の役職はマネージャーでしたが、全く寄付を募らずに運営できるほどの財力がある彼と対峙する事態になり、当然私が去らざるを得ませんでした。

ですがそれ以来、今にいたるまで関わった子供たちやスタッフのことは忘れたことはありません。何か中途半端に去らざるを得なかった後悔がいまも付きまといます。

幸いなことにその後支援してくださるTさんのお陰で、退職にまで至ってしまった経緯の贖罪の意味も込め、財団を去った子供たちのアフターケアをすることができ、現在では13人にもなりました。Namuu, Memee, Boo, Bua, Ahtit等々。 彼らはいまも私のことをメー(お母さん)と呼んでくれます。

おかげさまで彼らとは同じ時間を共有し、してあげたいことを自主的に出来ます。 これからもずっとずっと成長を見守り、彼らのニーズに合わせて出来ることをしてあげられればと思っています。


でも、残念ながらいまも財団にいる子供たちは制度上も私の手が及ぶ範囲ではありません。しかし彼らの父兄や、一部のスタッフ達とはいまも連絡を取り合っています。辞めていったボランティアや旧スタッフもしかりです。
c0071527_2338127.jpg

c0071527_23383259.jpg
c0071527_23385939.jpg

そんな中、年末になっていまも財団にいるモン族の女の子たちの母親から電話がありました。お正月にモン族のお祭りがあるので、娘たちが一時帰宅できるよう申請するので、『メー』も一緒に祭りに行かないか、と誘ってくれたのです。


この母親とは去年も別の場所でのお祭りに行ったのですが、この娘たちとは数年ぶりの再会でした。 二人とも大きくなって、すっかり女の子っぽくなって。。

モン族のこのお祭りは少年・少女はおろか、あらゆる年代層の独身者の出会いの場所でもあります。二人は早速数人の男の子のグループから声をかけられていました。 彼女たちの母親はそれを笑いながら見ているのですが、耳をそばだてていると彼女たちが「まだまだ勉強しないと」と言っているのが聞こえてきてホッとする始末。当然です。彼女たちはまだ16歳と14歳です。 でもモン族にとっては結婚しても決しておかしくない年なのです。

2015年、今年も彼ら、彼女たちと一緒に生きられる幸せを支援してくださる方々、特にTさんに感謝します。子供たちにはいつもお志を伝えています。

本年もどうかよろしくお願いいたします
[PR]
by karihaha | 2015-01-07 23:42 | ブログ | Comments(0)

年末、ビックリ!!

去年の暮れも押し詰まった一日、支援先の保育園主催の年末恒例のパーティに誘われチェンダオまで出向きました。

そこでビックリさせられたのは、園の建物から続く運動場がコンクリート敷きのコートになっていたことです。 その上、上部には雨天でも使えるように立派な屋根が取り付けられていました。 そして週2回開かれる定期市と隣接する部分は、以前の竹製の仕切りではなく木製の‘本物’の柵が。1ヶ月足らずの間に起こったこの変化、一体何が起こったのか。先生、宝くじでも当たったの?


話を聞いてみると、タイ人の篤志家が80万バーツ(300万円)を寄付するので何が希望かと言われ、この保育園にとっては贅沢すぎるほどの設備に使われたようです。 
c0071527_229780.jpg
c0071527_2291111.jpg
c0071527_2294020.jpg
c0071527_2210552.jpg

まあ何はともあれ、最後に付け加えられたこの豪華な設備で外見から言えば、チェンダオの他の保育園に比べても遜色のない施設になりました。 去年2月にもと居た場所から追い出されるように引っ越してきた当初は、定期市用の屋根があるだけの場所にござを敷いて、文字通りの難民のような日々を余儀なくされたことを思えば雲泥の差です。 その後はスタディツアーを始め、多くの方々の寄付でここまでこぎつけました。それを考えると感慨深いものがあります。


そんな大人の想いをよそに、集まった子供を始め父兄そして村人たちの関心は普段とは少しグレードを高くした食事と、プレゼント交換そして景品の抽選のようです。一人一人くじを引いて渡してくれるのを私が開けて読み上げたのですが、当たりくじを一心に期待している子供たちの真剣な目に圧倒されるのは毎年の‘お約束’ですね。


2015年、設備面での大仕事が終わったいま、これからは本来の運営面での支援に集中できることを何よりと思っています。
[PR]
by karihaha | 2015-01-05 22:15 | ブログ | Comments(0)