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カオパンサー(入安吾)と4連休

遅れに遅れていた雨季らしい雨がこの10日間ほどはかなり連続的に降っています。

でも雨とは言え、雨季特有の突然のバケツをひっくり返したようなスコールではなく、一日中どんよりとした曇り空に、まさしく『しとしと雨』が降るという状況です。でもこのおかげで一時とりざたされていた『水飢饉』の心配は遠のいたようです。

一安心と思っていたら、タイ・チェンマイ郊外のメーテン郡にお住まいの人気ブロガーチェンマイ・田舎・新明天庵だよりさんによると、今度は今週一杯の天気予報では洪水・山崩れをもたらしそうな大雨に見舞われるかもしれないとのこと。これで確かに水不足が大幅に解消されるかもしれないけど、今度は水災害が心配されています。


そして今週末には仏教関係の国民の祝日が続きます。30日の木曜日は『三宝節』そして31日は『カオパンサー(入安吾)です。雨季のこの時期仏教僧が外出して芽生え始めた新芽や小動物たちを踏んでしまわないよう、およそ3ヶ月間のあいだ寺にこもり修業に励むのです。

当然官庁・学校・会社は日曜日まで4連休になります。実感として「またか!」という感じを否めません。国民の一般的な祝日以外に政府が突然「じゃついでにここも休んでしまおう」とばかりに、前後の平日が休みになることが多いのです。その恩恵を受けるのは勿論第一に公務員と学生たちで、市場や個人商店の人たちはそんな『贅沢』はゆるされないとばかりに通常営業をします。

余談ですが、個人的に祝日特に仏教関係の休みでとーっても困るのは、アルコール類の販売が禁止されることです。今週は2日連続なので、忘れないでストックしておかなければ。


今回は学校も4連休なので、いま面倒を見ている子供たちにも影響があります。自宅で親や親戚と暮らしている子たちは問題ないのですが、今年からある財団にお世話になりだした、Nok, Maai, Namuuや政府系の寄宿学校にいるMemeeたちも家に帰りたいだろうと思っていました。短い休みですから勿論それぞれの場所で過ごしてもいいのですが、周りの友達が自宅で過ごすとなると帰りたいのは当然です。

そんな時、Nokからの電話で盲腸で入院していると連絡がありました。飛んでいくと、遠いメーソットから実の父親と育ての母が来ていました。彼女の実の母はいまも刑務所で服役しています。
話の中で退院後は妹のMaaiも連れて帰り、休み明けにチェンマイに連れ戻すと言い、同じ財団にいるNamuuはチェンライのおじが迎えにくると聞き、これで3人はOKです。

残るはMemeeです。彼女はここにも何度も書いていますが、性格的に時にはどう対応すればよいのかと途方にくれさせらるような子供です。財団にいるときも色々な問題行動を起こし、最終的には他の子供のために手放さざるをえなかった事情があるのですが、この5年近くは私が1人でフォローアップをしています。

6月に訪問したときも一悶着があり、もう中学3年生にもなるのだから、何か言ってくるまで放っておこうと態度を決めました。常に気にはなっても、彼女に少し考えさせる良い機会かもしれないと思ったからです。

するとやはり昨日学校の公衆電話を使って連絡があり、今週末家(親戚の)に帰りたいのだけど、と言ってきました。彼女の学校は保護者が迎えに来ないと外出できないのです。

「水曜日の午後に迎えに行くから」と行って電話を切りましたが、さてさて本当に考えてくれたのでしょうか? 
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by karihaha | 2015-07-26 17:20 | ブログ | Comments(0)

奨学生いろいろ (2)

今学期から支援を始めたリス族の M 。高校2年生とは言え、就学自体が2年遅れなので今年はもう19歳です。彼女からは支援を開始して以来一月に一度の割合でメールが届きます。昨日届いたのは;

『メー(お母さん)お元気ですか? 私は元気にやっています。勉強もメーの‘子供’としていつも通り変わらず頑張っています。もうすぐ中間試験ですが、前回同様クラスで一番になれるよう努力します。近々お会い出来ますよう』


いまは20数人を数える奨学生の個性は、当たり前のことですがさまざまです。中には双方の気持ちが通じ合わずジレンマを感じる子もいます。でも、MやAhtit、今年から大学3年生になるモン族のPのような子供に接すると無性に嬉しくなります。

奨学生のうち、3人姉妹の支援をシェアしてくれているlベトナムで教師をしているイギリス人の友人が、いみじくも昨日メールで「まだ小さなこどもたちは貴女のしていることをよく分かっていないのかも知れないけれど、将来はきっとその有難味に気がつくよ」と言ってくれました。

そうかも知れません。 Mのメールはもう少し頑張ってみようと思わせてくれます。
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by karihaha | 2015-07-24 08:10 | ブログ | Comments(0)

あるボランティア活動

チェンマイでは以前に比べて少なくなったとは言え、まだ個人・団体ベースのボランティア活動が盛んです。タイでも特に北タイに活動が集中しているのは、ビルマ(ミャンマー)に隣接し山間少数民族の流入が多いということがあるのではと思っています。

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そんな中、私のシンガポール人の友人Aはちょっと変わった(?)活動をしています。彼女とは支援先のチェンダオにある保育園で知り合ったのですが、その後チェンマイに活動の拠点を移し、精神障がい者の施設の職員や中学生に英語を教えていました。そして最近になって当地のお寺に併設する中・高校生のお坊さん見習いに英語を教えていると聞き、授業を見せてもらいに行きました。

生徒たちはお坊さんとは言ってもまだ得度しているわけではなく、タイでは一般に家庭の経済的事情で勉強が続けられない少年たちの、政府系寄宿学校(主に山間少数民族)や財団が運営する学生寮と並ぶ選択史の一つです。勿論女子にはこの門戸は開かれていません。

得度していないとは言え、戒律は遵守されていて、早朝や夕刻の座禅や祈りは普通のお坊さんと一緒です。特に昼12時以降の食事の禁止(水分はOK)が子供たちにはきつい戒律でしょう。


Aの授業は規定の授業が終わったあとのクラブ活動という感じです。でもクラブ活動とは言ってもなかなかの出席率です。普通校のように授業のあとは飛んで帰り、その後は自由に過ごせるというわけでもないせいでもあるのでしょうか。 Aは年齢別の2クラスを、毎日3時間ほど教えています。聞いているとむつかしい文法ではなく、おもに簡単な会話を反復することででクラスを盛り立てる工夫をしていました。


授業後に聞いた笑い話のような生徒の逸話;

Aの友人の英国人が1人の生徒に、’Can you speak English?’と尋ねたそうです。するとその生徒は ‘Yes, I can, and you?’と答えたとか(笑)。
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by karihaha | 2015-07-17 17:49 | ブログ | Comments(0)

雨とAhtit

昨日・今日とチェンマイ市内でもやっと雨季らしい雨が降っています。 本来ならソンクラン明けからボチボチ振り出す雨がおよそ2ヶ月遅れでやってきたのでしょうか? その間各地で危機的水不足が叫ばれ、私の支援先でもため池を水源に畑を耕している農家や、田植えが出来ず野菜やとうもろこしに切り替えざるを得ない農家が悲鳴をあげています。


そんな中、以前の奨学生のひとりAhtitから電話がありました。 彼は隣県のお寺に付属する中学で1年間学んだあと、学習障がいゆえドロップアウトし、山の奥深い実家へ帰っていきました。

久しぶりの電話はチェンマイ郊外の仕事が決まりそうだから、翌日チェンマイに出てくるというものでした。 村の位置がら電話での連絡も難しく、それでは会って話そうということにしました。。


翌日約束どおり会った彼は少しやせたような印象です。聞いてみるとやはり彼の村も水不足に苦しんでいて、予定している作物の作付けが出来ない農家からの日雇い仕事もないので、母親との暮らしを賄う収入が絶たれてしまっているとのことです。


新しい職場は養鶏場で、「大丈夫?」と問う私に、「動物が好きだから」と短く答える彼。養鶏場ならむつかしい計算とかは要求されないだろうから、大丈夫かもしれない。

前日の電話では少しお金を貸して欲しいと言っていたので、職場へと向かう彼に「いまお金はいくら持っているの?」と聞くと、「母親が200バーツ(750円)くれた」と答える。いくらなんでも給料日までの1ヶ月間をその金額では。。


出発を見送って2時間後、「いま着きました」と電話がありました。私からは指示していないのに、そんなこともちゃんと自分の判断で出来る礼儀正しくて心優しい子供です。彼のハンディはハンディとして、職場の方々にも彼のいいところを分かってもらって、根気よく助けてあげて欲しいと心から思います。
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by karihaha | 2015-07-09 16:35 | ブログ | Comments(0)

これでいいのか?

タイ正月明けの5月初旬以降雨が降るのが普通です。それでもこの2ヶ月近く例年の豪雨がないという状況のチェンマイです。

心配が募ります。 農民が大半を占める支援先はあと3ヶ月後には予定している収入が本当に手に入るのでしょうか? 

雨雨ふれふれ。
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by karihaha | 2015-07-05 02:58 | ブログ | Comments(0)