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旧正月

中国での旧正月休暇は今週で終わるようですが、予想通りというか、いつも以上の中国人観光客がチェンマイにも大挙して押しかけていました。

チェンマイ暮らしも10年以上ともなると、あまり観光地には近づかないのですが、先日久しぶりにそのあたりを歩いてみると、いかにその周辺が中国人観光客仕様になっているかを目の当たりにします。店の看板は軒並み中国語とタイ語併用、中には中国語しかないところもあります。 私自身は2年近く前から独学で中国語をしているのと、漢字であれば分かる日本人の特権(?)で、大体の意味が分かるのですが、こちらでファランと呼ばれる西洋人にはチンプンカンプンでしょう。まあそういう少数派(?)は相手にしていないのかな?

しかし巷言われている中国経済の崩壊が近いとか、爆買い禁止令が出されるかもというネガティブな状況が現実化したらどうするのかなー。ま、とは言ってもどんな状況でも『マイペンライ(問題ない)』で乗り切ってしまうタイ人ですから、そんな心配など余計なお世話なのでしょうね、


その旧正月ですが、個人的にはタイ正月のソンクランに続いて盛大に祝われているという印象があります。例えば近くの公設市場の出店が西暦年のお正月より多く閉まっているとか、私関連で言えば、山間少数民族の正月行事が目白押しにあるのもこの時期です。

ラフ族のAhtitも闘鶏のお父さん役の職場から一週間休暇を貰い、山に帰っていきました。彼とはいつもの通り中間地点のチャンプアックバス停で待ち合わせしたのですが、「着きました」という連絡があった時、「私もアパートを出るから中間地点で会おう」と言うと、荷物が多いから一寸動けないと言います。

バス停に出向いてみると、足元に細長い箱があります。空気穴のようものが開いたその箱から「クックッ」という音が聞こえます。何と鶏が入っているのです。「食べるの?」と聞くと、持って帰って家族が闘鶏を増やすのだとか。闘鶏場のオーナーからのお年玉だそうです。

チャンプアックからはバスではなく、同じ路線を走る乗り合いトラックのソンテウにするそうです。そうすればバスの荷物入れで鶏たちが窒息することもないからという苦肉の策です。彼が乗り込んだソンテウは人間用というよりは荷物運搬用という様相を呈していました。カートンの箱はもちろんのこと、オートバイ。そして屋根には何が入っているのか重量制限完全無視の麻袋がうず高く積まれています。その上にAhtitの鶏。 西暦2016年のチェンマイではまだこのような、なかなかの事態を見られます。
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          ↓ Ahtitの母親からのお土産(赤米のおもち)
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そしてもう一つはリス族の正月行事です。例年支援先のリス族の村にある保育園での正月行事を支援しているのですが、午前の行事が終わったあと、午後は村長宅で村人が集まるということで行ってみました。そこで初めてみたのは豚の丸焼き、そして村人が集まっての解体風景です。

まずすでに絶命した豚の身体全体に藁をまぶし火をつけ、全身が真っ黒になるまでその作業を繰り返します。 その後は黒くなった肌をそぎ落とし、バナナの葉を広げた作業場で解体が始まります。 その全員が男性で部位によって大きさを違えて切っていきます。早速刺身のように生を口にしている人もいます。

「これも彼らが生きて来たなかでの大事な風習だからね」

と、一緒に来た保育園の先生が私の気分を慮ったように言いますが、そんなことは百も承知です。日々『命』を頂いて生きている、そんなことをあらためて強く感じさせられた日でした。
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by karihaha | 2016-02-14 15:48 | ブログ | Comments(0)

春一番

東京では今日春一番が吹いたとか。 厳しい冬を過ごされている日本各地の方々には朗報ではないかと思います。

と言いますのも前ブログで嘆いたように、こちらでも史上初とも言われる厳しい冬日(と言っても市内では日中10度ぐらい、そして4・5日だったのですが)を経験したばかりで、暖房などはなく、着込むことでしか対処できなかった日々は本当につらかったー、からです。そしてバレンタインデーの今日、再び『嘆く』ことがあります。例年の煙害です。

軍事政権になってからさまざまな『改革』が行われ、身近なことで言えば月2回発行される、タイ人に大人気の宝くじは額面価格80バーツのところ、以前は中間業者のコミッションが加算され95バーツから100バーツ以上で売られていたのが、いまは80バーツに統一され、余計に人気が出ているようです。政府にしたら増収で『しめしめ』というところでしょう。


話が長くなってしまいましたが、この煙害にも当然対策が講じられています(と言われています)、罰金、実刑等々。その点では大いに期待感を募らせたのですが、やっぱりというか、今週に入っていつもならベランダからくっきりと見えるステープ山が煙のかなたに姿を消してしまっています。

北タイに接するミャンマーから流れて来ているという説もありますが、焼畑農業で生計を立てている農民(特に山間少数民族)にとっては死活問題に関わるので、背に腹は変えられないというところなのでしょう。

それはそうと何だかこの煙害が冬の終わりを告げる風物詩のように感じるのは私だけでしょうか?と言っても日本の春一番とは大いにその意味合いを異にしますが、、、
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by karihaha | 2016-02-14 14:44 | ブログ | Comments(0)