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酷暑の中のチェンダオ詣で

相変わらずの猛暑に苦しんでいます。

連日40℃を超える記録を見慣れてしまうと、30度後半の気温では『少し過ごし易い』と感じてしまう日々です。そしてこのまま雨が降らない、煙害が続くと農作物はどうなってしまうのでしょうか?もうすでにラムヤイ(竜眼)等の果実が立ち枯れてしまい、友人の果樹園でも同様の被害に遭っているそうです。

そんな最悪の気象条件の中、チェンダオに行ってきました。 学校は休みに入っていますが、家族への支援等で、定期的に訪問する必要があるのです。
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まずいつもの通り、タイのコストコとも言えるMakroに寄ります。そこで買ったものを車のトランクを一杯にして、次は途中のメーテン郡で毎週木曜日に開かれる定期市へ。

いつもなら子供たちにお菓子を持参するのですが、この暑さではお菓子よりは果物と思い、スイカとりんごを大量購入。いいアイデアだと思ったのですが、あとで食べたスイカのまずいこと。車で揺られたからなのか? それにしても失敗だった。
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それからはチェンダオに近づくにつれどんどん空気が悪くなっていく。 いつもなら見えるチェンダオ山の雄姿も煙のかなたに姿を隠している。山火事なのか、ミャンマーからの煙なのか? 来る来ると言われる嵐もないまま、空気汚染が悪化し、草木が立ち枯れていく。少しチェンマイを離れただけでそんな現実を目の当たりにする。
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最初に立ち寄った保育所は、正規の身分証明書がある子供たち用の部屋はまだ夏休み真っ只中。5月初旬まで開かないそうです。

一方身分証明書のない親たちの子弟用の部屋は開いていました。 親たちの大半が経済移民ゆえ、近隣の田畑で日雇い仕事をしている中、子供たちの行き場所がないからでしょう、その間預かって貰える施設は貴重な存在です。

以前であればこの保育園では1週間程度の休みを除いて常に保育を受け入れていたのに、最近になって数々の制度変更の上、このような形になってしまっているのは残念としか言えません。

すぐ近所では身分証明書のない子供たち用の新しい施設が建築中で、訪問時には中国からのスタディツアーの学生が汗を流していました。全てこのようなボランティアに頼る建物が完成すると、子供たちはそこへ移動し、施設ごと郡管理から完全に切り離そうというわけです、そして親たち(や村長?)による自主運営になります。識字教育を全く受けていない親たちにそんなことが出来るとは思えず、前途は真っ暗です、


その後はこれもいつも通り脳性マヒで身体障がい者のBuu宅へ。今年6才になる彼女はいまも寝たきりで、ミルクとベビーフードそして母親へのいくばくかの現金支援を続けて5年以上になります。Buuは相変わらず折れるように細く、でも話しかけると微笑んでくれます。こんな形でしか彼女の命を繋ぐ支援が出来なくても、頑張っている彼女です。

ミャンマーの同じ地域から流れてきて、ここで集落を作っている人々は、私たちの姿を見ると必ず集まってきます。もの珍しさと、何か持ってきたのではという期待感なのでしょうね。

今回はりんごとあのスイカですが、やっぱり美味しくなかったよねー。
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続けて最近支援をスタートした小さな生徒寮へ。今回はお米の寄付をかねての訪問でした。
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生徒たちは夏休みということもあり大半が帰宅しており数人を残すのみの中、責任者とゆっくり話すことができました。ここでは書きませんが、施設の大小に関わらず、ここもご多分に漏れず子供を預かるという意味では私も経験した色々な問題があるようです。しかし寮長夫妻の人柄できっと乗り越えていかれるでしょう。私も及ばすながら支援を続けていこうと思っています。

最後にこれもいつもの通り90を超えるおじいさんとその知的障がいの娘さん宅へ食料を届けます。そこで聞いたのは高校を卒業したばかりの孫はチェンマイに働きに行ったということです。
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友人2人と行動をしているそうですが、またあの韓流にはまったときのような事態になっていませんよう。聞いた携帯番号にかけてもつながらず余計な心配に拍車をかけてしまいます。


そのようにして恒例のチェンダオ詣では終わりましたが、今回はNさんが車をだしてくださったおかげで、効率的かつ涼しい移動でした。 ありがとうございました。
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by karihaha | 2016-04-24 17:34 | ブログ | Comments(0)

S生徒寮ー支援

先月に引き続き今月もS生徒寮でのムーカタ(豚なべ)パーティに参加してきました。今回の日本人参加者は3人のみ。呼びかけ人のYさんと、私を含めて前回も参加組の2人です。

夏休みに入り生徒たちは自宅に帰ったのかと思いきや、8人全員が生徒寮に留まっていました。いつも寮長のSさんが言うように、「家に帰ってもすぐに戻ってくる」というのも本当のようです。

以前私がマネージャーをしていた施設では休みを首を長くして待っている子供たちばかりだったので、Sさんの子供たちの振る舞いはちょっと驚きです。余程Sさんとその奥さんの人望があるのでしょう。それに引き換え私は??(涙)

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前回寄付した井戸水汲み上げポンプもちゃんと動いていました。わざわざ水を流して、「オーッ」と軽く感動する私も変ですよね。井戸の上にはしっかりと蓋がされていたので水量は分からなかったのですが、Sさんによると、私同様に前回から参加組のYoさんがさらに深く掘られた井戸に関わる費用全般を寄付されたおかげで、底に水が溜まり始め、節水しながらなんとかやっているとのこと。

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                    S夫妻とBelちゃん

食後は奨学金支援を決定した寮生の1人Belちゃんの家庭訪問に連れて行ってもらいました。.呼びかけ人のYさんも書かれているように ココとーっても体格が良くて朗らかな少女で、両親の揃っている彼女からは逼迫したニーズがあるという印象は持ちませんが、自宅内部を見る限りではテレビと冷蔵庫以外は全くと言っていいほど家財がなく、それはそれなりに事情があるのだろうと納得した次第。


Yさんの尽力のおかげで、この生徒寮にも序々に支援の手が伸びつつあるようですが、「来学期からさらに5~6人増える予定の寮生たちをちゃんと食べさせていけるのか?」といらぬ(?)お世話の心配をしてしまいます。Sさんによるとお米だけでも月150kg~200kg(!!)必要になるだろうとのこと。すごい量ですねー。

Sさんは将来的には30人ぐらいの施設にしたい、と言うけれど『その志や良し!』ではあっても、とりあえずは現状でも厳しそうな(?)運営費を何とかしないとねー。

それにつけても以前マネージャーとして働いていた施設ではボスの私財でのみの運営で、寄付集めの苦労など欠片もしなかった私は何と恵まれていたことか。。でもここだけの話それはそれなりに一言では言い表せない苦労もありましたよ、実は。

ひとまずは更なる支援として、施設の光熱費とお米代の一部を考えています。ただし1年間を目安に。なぜ1年間かと言うと、高校3年を卒業したいま大学進学を諦め村の食堂で働いているBoo のために準備していた奨学金があるからです。彼女とはもう一度話し合って、出来れば来年チャレンジして欲しいと思っているのです。

その間にS生徒寮の支援の輪がもっと広がることを切に願っています。
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by karihaha | 2016-04-07 23:32 | ブログ | Comments(0)

酷暑の日々に

昨日などとうとう43度を超えたらしい気温。部屋にいるとそうでもないのですが、一歩外へでるとまさしく『熱波』が襲ってくるような感がします。 そして恵みの雨はまだ姿を見せず、カラッカラの空気に、山火事が頻発しているようで、煙害はまだ収まる気配を見せていません。
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Prae/Ploy
さて、気になっていた子供たちの動向ですが、まず双子のPraeとPloyは目出度く中・高一貫校のW校中学部門の入試に合格しました。この学校はチェンマイ市内では2番目にランクされる優秀校で、彼女たちの姉、Faaも高校から通っています。

「通ったよー」という祖母からの電話はすなわち、すぐに納めなければ合格取り消しされてしまう、授業料や備品代を至急乞うということです。姉Faaの1期目の授業料を含めて、大枚1万5270バーツ(4万8千円)。 彼女たち、日本の支援者に足を向けて寝れませんね。

お金を渡しながら『大きくなったら面倒見てやー』と大人げないことを付け加える私。『うん』といまのところは素直にうなずいてはいるけれど。。


この家族の大黒柱はなんと言っても祖母。母親が刑務所で2度服役している間もずっと3人の孫の保護者としての責任をまっとうしている。将来は私よりはまずはおばあちゃんの面倒をしっかり見る子に成長していって欲しい。

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Ahtit
彼からの電話はまた実家に帰るというものでした。その度に「仕事を辞めてしまうのだろうか」と不安になるのですが、今回も一時帰省ということでホッと一息。

いつものように職場から実家への中継地点である、私の自宅近隣にあるバス停で待ち合わせ、その後はこれもいつもの通り、食事に連れ出して話を聞きます。

聞くと今回の帰省は4日間だけで、目的は母親にお金を届けるためです。3月分と、4月分の前借り給与合計6千バーツから4千バーツ渡すと言います。この給与も勤め始めて以来上がっておらず、今回も面倒を見ているヒナが大量に死んだのでという理由で据え置かれています。

その4千バーツの使い道ですが、実家が栽培する米の苗やとうもろこしの種代になります。以前に話を聞いたときは別れた父親が再婚するのに(早くも離婚したそうですが)、結納金として土地を売り払ったはず、そのことに触れると、どこでも空いている土地を耕す、と言います。まあ彼の実家は山深いラフ族集落で、土地は売るほどあるのは確かなのですが。。

いまや家族にとってはAhtitが大黒柱の感があります。家族思いの彼を私は励ましてあげるだけです。


Madrod
来期にはチェンダオ高校3年になる彼女は普通より2年遅れて就学したため、今年は20歳になります。

年齢ゆえばかりではなく、家庭環境から育まれた素質で、とても信頼できるそれでいて可愛らしい性格の子です

前回会ったときに後期の成績はいつ分かるの?と聞いていたのを私はすっかり忘れていたのですが、先日「いま学校です。成績が出ました。残念ながらクラスで2番でした」と電話がありました。

「残念ながら!? 充分頑張ったよ」と慌てて答える私。 前期はクラスで一番だったことを大いに褒めた影響かもしれません。

それから一週間。再び電話があり前期分の奨学金を振り込んでくれないかと言います。成績報告のときに話したときは新学期が始まってからでいいと言っていたのになぜ? 本人は学用品等を揃えるからとは言うのですが。あくまで私の想像ですが、ひょっとしてAhtitと同じように家族のためかもしれません。 断ることは勿論できるのですが、そうではあっても彼女の人柄を信用して振り込むことにしました。いずれにしろ学期末にはいつも通り学業用のみの内容どおりの、領収書を添付した使途報告書を出してもらわなければいけないのですから。


Memee
政府系寄宿学校が夏休みに入り遠い親戚宅に身を寄せてそろそろ1ヶ月。彼女から電話がありました。いままでが今までですから一寸ドキッとして「なに? 何かあった?」と慌てて対応する私。

「ううん。どうしているかなーと思って」

長年彼女の面倒を見ていますが、最近とみに落ち着いてきたのを感じます。 それとともに彼女の良さが出てきて、特に今回のような電話は心から嬉しいことです。 

「夏休み中には訪ねていくからね」

そのときは一杯おみやげを持っていくようにします。
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by karihaha | 2016-04-06 18:39 | ブログ | Comments(0)