顔にあざのあるデーンもこの5月から晴れて小学校1年生になりました。
バンコックのチュラロンコン大学病院でのレーザー治療は4月の一回を最後に中断していましたが、今月再開とのことで、今週始めに身体チェック、そして来週は2回目の大きなレーザー照射になります。
治療支援をしだしたのが去年の暮れ近く、その内容は交通費と滞在中の食費。その他の経費は治療費の国民健康保険で一回30バーツ、そして宿泊費は家族がクリスチャンのため、病院近くの教会で無料ということで、この件に関する家族の金銭的負担は殆どなく、あえて言えばバンコックへの付き添い中の父親の日雇い賃金が入らないということでしょうか。
かれこれ5-6回のバンコック通い後のデーンの身体的変化はまだ際立ったものではありませんが、父親は以前は患部がもっと腫れていたということです。そう言えばそうかもしれうません。いずれにしろ『牛歩のような歩み』であっても、快方に向かっているのだと信じるしかありません。
付き添いの父兄も大変です。検査と言っても主治医との問診は5分ほどで、そのためにチェンマイ・バンコック間の夜行バス10時間で往復するのです。しかし、これからも治療のための欠席が続くだろうと、小学校へ挨拶と説明に行ったとき、久しぶりに会った父親の変わらぬ熱意にホッと一安心。