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脳活性化

 翻訳などをすることがある。

 たまーにお声がかかってやらせていただくのが、なぜかいつも急ぎ。

 昨夜も電話でお願いしますと言われたのが、英日翻訳A4,4ページ分を2日間でというもの。

 背に腹はかえられないと、それを受けてしまう私も私だが、メールで送られてきた原稿の添え書きに、「納期変更です。一日でお願いします」と何食わぬ顔で言う人も人。


 去年、当地で開かれたあるセミナーをお手伝いしたとき、会議のあとの飲み会で大盛り上がりしたあと、思いついて翌日に使う英文の資料、おそらくA4、5ページ分ぐらいあったのではないか、を朝までにやりあげたことがある。
 
 この逸話を知っている人だから、こんなことを平気で頼めるんだろうけど、あれは酔った勢いですってば!


 最近インターネットでも翻訳ソフトが無料で使える便利な世の中になり、テクノロジー発展に驚異を感じながらも、まだまだという感を持っている。

 私の場合は、まずベタ訳をし、校正を何度か繰り返す。その最初の作業に外国語力が必要かも知れないが、あとは日本語力に尽きる。これは翻訳に携わる人々の一致した意見でもある。

 読むたびに変更をしたくなったりするので、ある程度出来上がったら、一度‘漬け’てみる、つまり間をおいて、頭を切り替えてからもう一度読むという風にしている。

 そんなことを繰り返したあと「よし!」と提出しても、あとから、あとからわいてくる疑問。

 
 それに対する報酬は? 書くのも恥ずかしいほど微々たるものです。

 でも、普段は「ミルクにしようか、いや吐くと困るから行水を先に」ということに使っている脳みそが別の刺激を受けるその作業、嫌いではないです。
by karihaha | 2005-06-17 05:00 | ブログ | Comments(0)
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