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真意

Shellyを追いかけるようにベトナム・ホーチミン市の学校に勤めるMarisaがチェンマイにやって来ました。 彼女も前の職場ではボランティアで英語の先生を勤めてくれていました。 「学校が一週間の休みなので」と短い休みの間隙をぬっての訪問ですが、四年前にホーチミンに移り住んで以来、少なくとも年2回はチェンマイに帰省(?)するほどここが気に入っているようです。

今回も滞在中に子どもに会いたいということで、双子のPraeとPloyに会いに行くことにしました。双子の彼女たちとは長い付き合いですが、一卵性双生児ゆえ、いつ会ってもどちらがどちらか自信がもてず、「Prae?」と聞くと、「Ploy」と必ずのようにもう一方の名前が返ってきます。彼女たちもそんなことはしょっちゅう経験しているのでしょう、打てば響くような答えに何だか笑えてきます。



子どもたちがMarisaとゲームに興じているあいだ、丁度母親は仕事が入ったということで不在を幸いに、母親は元気に仕事をしているのか、健康面はどうなのかと、四方山話をきっかけに普段から気にかけていることを祖母に聞いてみました。実は母親は以前も2回薬物取引で収監され、去年暮れに釈放されたばかりです。そしていまはマッサージ屋で働き祖母と娘3人の生活を支えています。

話の中で再犯でいまは服役しているNamuuの母親と、Namuuの現状を説明しました。祖母も子どもたちもNamuuのことはよく覚えています。 祖母は、母親の刑務所仲間の何人かはまた刑務所に逆戻りした者も居るらしいけど、本人はいまは真面目に働き危惧するようなことはもう無いと思う、と言いました。

本当にそうあって欲しいと思います。一家の大黒柱の彼女に何かあっては本当に大変です。「困ったことがあったら相談に乗るよ」と事あるごとに言うのは、主に母親への言葉です。その真意は伝わっていると信じたいと思います。
by karihaha | 2013-10-20 03:10 | ブログ | Comments(0)
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