少し暗い気持ちを抱えたまま今度はチェンダオに向かいます。
まずは奨学金を渡しているMadrodの通うチェンダオ中・高校に行かねばなりません。
学校に着いてみると丁度お昼休みということもあり、生徒たちが木陰で休んでいるのですが、その一団をぬって入ってきた車に皆の注目が集まります。
いつも言っていることですが、タイの子どもたちは、特に校内ではとてもお行儀がよくて本当に気持ちがよくなります。目が合うとワイや目礼をしてくれます。こんなときは大人でいることが少し誇らしく思えます(自分の人格はさておいて)。
いつものように校内放送をしてもらったあと待っていると、予定になかった2人の女生徒が次々やってきました。 「車が入ってきたので見ていたらメーMだった」とあいさつに来てくれたのです。
2人とも以前奨学金を出していた生徒なのですが、事情があってストップすることを決心したのです。
彼女たちと話しながら待っていると、訪問の目的のMadrodが遅れてやってきました。 前期の成績表の話をしたり、近況を聞いたり。
3人ともとても明るくて、Booのことで暗くなっていた気持ちが少し晴れたような気持ちになりました。おかげでストップすると決めた奨学金を継続しようかなー、なんて考えてしまう帰り道でした。