先週末から7月20日にかけて、タイは5連休になっています。
19日の三宝節、20日のカオ・パンサーという仏日が国民の祝日になっており、それでは18日の月曜日もついでに休みにしてしまおうということです。
Memeeが在籍する政府系寄宿学校(スクサ ソンクロ)でもこの期間は生徒たちに帰宅が許されています。
この学校の生徒たちに奨学金授与に行った先月にはそのことを聞いていたのですが、その後の私のスケジュール調整では金曜日の午後が詰まってしまっていたので、Memeeには土曜日の朝に迎えにいくね、と言ってありました。
学校に着いてみるとガラーンとして広い校庭にも、建物のどこにも人影がありません。 そして彼女の寮がある建物に着き、名前を呼んでみると、すぐに出てきました。
聞くと、今回の帰宅は前日の金曜日の午後から許可され、生徒たちは全員帰宅してしまったと言います。Memeeの寮棟でも残っていたのは彼女と寮母さんの二人だけでした。
「そんなことなら何とか都合をつけてあげたのに」と言うと、「マイペンライ(かまわないよ)」。
そうは言っても前夜に「明日は来てくれるよね」と電話があったのは、やっぱり少しは不安だったのだと思います。
本当のことを言わなかったのは、遠慮させるような溝がまだまだあるのかなー、と考えさせられたりもしました。