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『ほとんど病気?』

『ほとんど病気?』_c0071527_042877.jpg 先日のブログにも書いた、あるNGOからの寄付の品々。

 日本から、3泊4日でチェンマイを訪れた友人が、奇特にも「どうしても」と言って、夜中に仕分けしてくれた、その横で、「あ! それはこっち」とか、「それいらんわ。なんか黄ばんでるし…」とか、偉そう、かつ太っ腹に指示していた私。

 仕分けが終わると、「いらん」と言って、スーパーの袋に入れたのや、「こんな厚手、着いいひんやろ。でも山岳民族の人やったら受け取ってくれるやろな」と、思ったのやらで、結構な量になった。


 そして、友人も帰り、部屋の片隅のその袋を見ることしばし、「なんか、捨てるの勿体ないなー」という思いがムクムクと頭を持ち上げだした。すると、折角、送り先別に仕分けしたものまで気になる。

 「あの時は夜中やったしなー」

 チェンマイ市を襲った3度目の洪水の元凶の熱帯低気圧も去ったし、と言うところで、ピーカンの青空のもと、またまた、ごそごそと箱を開けて、一枚づつ点検。
 
 テンのおばが言っていた、「これから寒くなるし」という言葉もひっかかっている。「冬物は山岳民族さまへ」と分けた中に、結構いいのがあったしな。

 と言うわけで、‘棄てる袋’から1歳児ぐらいのを引っ張り出すと、ところどころに染みはあるが、ひょっとしたら使えるかも?というのが多数。ここで暇人の欲が出て、洗濯を決意する。
 
 まず、ブリーチで漂白すると、見事に染みが取れた! これに味をしめて、山岳民族さま用袋からもごそごそ、さらにストリートチュルドレンさま用の袋からもせしめ、洗濯につぐ洗濯。


 我が家には、洗濯機はなく、普段は手洗いですます。シーツやバスタオルの大物は、週に1回ぐらい、アパートの洗濯機で。

 しかし、今回の漂白・洗濯・すすぎの作業は、すべて手作業とあいなった。結果が出た面白さに、次々と手を出してしまったからだ。それを都合3日間。その上、ほころびを繕ったりしているのだから、『もう殆ど病気?』の範疇かな。

 そして、最終的にどうしても涙をのんで捨てるのは、たったの2枚とあいなりました。普段から、血液型B型にしては結構根気がいいと言われている、本領発揮というところか?


 あーあ、疲れた。でもこれで一番得をするのは、冬物が殆どそろった、テンです、もちろん。
by karihaha | 2005-10-07 00:08 | ブログ | Comments(0)
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