新年あけましておめでとうございます。
私の大晦日は『日本語三昧』でした。
つたないタイ語で生活する日々の中で、日本語で会話ができる友と時を過ごし、想いや悩みを聞いてもらう。
緊張しきっていた神経が少しづつほぐれ、頭の中で渦巻いているだけで出場所がなかった考えや想いが、私にとって一番自然な言葉にのせて発せられる。
『思い→外国語への置き換え→逡巡→発声』
そんなもどかしいプロセスを経ずに語られる言葉の積み重ねは、日々のストレスや悩みのなかにうずもれ、時には見失いそうになっていた‘自分’と再び出会わせてくれる。まるで雪わり草が雪の下から頭をもたげるように。
久しぶりに出会った旧友のような、そんな‘自分’がなぜか愛しい。
『頑張ったね自分』
うちのめされ、自分を見失いかけていたのはつい昨日のこと、それがもう今日は。。。
母国語
それは、『ははの国』のことば。