2005年 09月 10日 ( 3 )

近況 (3) セーム

 久しぶりにBホームの代表から電話があった。

 以前からチェックしておくと言っていた、児童受け入れ施設としてのライセンスの件だった。エイズホスピスの和尚は結局それを持っていないとの残念な連絡だった。半分予想していたとは言え、がっかりする私。これでセームがBホームに行くことはなくなった。

 しかしそのすぐ後で、少し希望をつなげる話をしてくださった。

 Bホームの代表がAホームの代表に連絡したところ、セームがAホームに行くかも知れないという話を聞いたとおっしゃるのだ。

 前のRホームの一件以来、少し様子をみようと思っていた私。その間にM女史が、私の‘手の回っていない’Aホームに引き取りを依頼するのではという一縷の望みを抱きながら…

 Aホームの人々は、代表を始め、スタッフやボランティアの人たちとも顔見知りだが、そんな思惑から、ごく親しい人以外には状況を伏せておいた。

 
 そして今日、そんな事情を知らぬAホームのスタッフが、Aホームの代表が2.3日前にM女史と面会したというニュースを教えてくれた。

 その時期はBホームの代表の話とも符合する。

 ひょっとしたら、ひょっとする!? 私の作戦勝ち?


 期待しすぎて、あとからガッカリということがないようにと自分を戒めながらも、実は大いに期待している今日この頃。
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by karihaha | 2005-09-10 00:47 | ブログ | Comments(0)

近況 (2) クワン&アーム

c0071527_0424058.jpg昨夜はあまり眠れなかった。夜遅く入った一通のメールのために。

 ジョンからの久しぶりの便りには、心を重くするような内容が書かれていた。2人の子どもの保母さんのことが引き金になり、疎遠を保ってほぼ3ヶ月。時にはメールをやり取りするだけの間柄になっている私たち。 

 クワン。ドイツへ養子縁組が決まったと聞いて喜んだのがおよそ2ヶ月前。それが昨夜のメールでは、取り消しになったと書いてあった。

 クワンの発育不全を承知の上で、養子にと望んだドイツの養親候補だが、その後のクワンの発育に改善が見られないことにためらい始め、さらに最近かかった医者が下した、「脳性小児麻痺」という恒久的な病因を聞き、養子縁組を断念するとの連絡が入ったという。

 そしてアーム。母親にあれほど、「1週間に一度は訪問して、2人の時間を持つように、それでなければ保育を拒否する」、とまで言ったのに、この3ヶ月間で訪れてきたのは数えるほどであるらしい。

 その上、使っていた携帯の電話番号も変わり、変わったことも連絡してこないありさま。

c0071527_0393288.jpg  2人の子どもに関わる時間・費用はすべてジョンが私費で負担し、全責任を負っている。これも子どもへの無償の愛情から発したもので、特にアームに関しては、「卒業後は一緒に暮らしたい」という母親の気持を汲んでのこと。アームにとっても母親と過ごすのが一番よい選択肢だと考えた上で。

 しかしこの無責任さ加減では、ジョンが以前言っていた、「保育拒否」あるいは「養子縁組手続き」を真剣に考えてもおかしくない。


 一方クワン。このままでは養子縁組への道は遠く、一度祖母に連絡し、今後のことを相談すると言う。

 一旦養子縁組同意書にサインした生みの母と祖母に、障害者であるクワンを再び娘として孫として受け入れる気持の用意はないだろう。

 
 いま私が考えられる‘解決策’。アームに関しては、最大限の好意として、アームの母親の卒業を待って、あと5ヶ月間は養育し、その後は母親の元に戻す。あるいは養子縁組の手続きをする。一方クワンはジョンが育てていくということ。


 養子縁組、あるいは親の都合がつくまでという短期間保育を考えていたジョンにとっては思わぬ伏兵の出現だが、頑張って欲しい。

 


 

 
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by karihaha | 2005-09-10 00:44 | ブログ | Comments(2)

近況 (1) テン

 テン、セーム、クワン、アーム。この4人の子どもたちは私にとって、特別の存在となっている。日々新しく出会う子どもたちと接しながらも、片時とまではいかなくても、忘れたことがない。そんな彼らの近況。

 テンはサラピー病院を退院以来、いつもの通りおば宅で過ごしている。そんな時は、これもいつものことだが、私はあまりでしゃばらないようにしている。

 もしも容態が悪くなれば、必ず連絡があるだろう。「便りがないのが良い便り」を地でいく日々。

 そんな風に思っていたら、2日前おばから電話があった。着信画面の名前を見て一瞬ドキッとする。

 電話のおばは明るい声で、次回のS病院での診察日を告げた。私も同行を約束する。そしてさらに明るい声で、テンが最近は笑い声をたてると教えてくれた。

 S病院では、「ブチュブチュ」と意味不明の話(?)を聞かせてくれていたが、笑い声はまだ聞いたことがない。次に会うのが楽しみだー。

 「でしゃばらない」、「家族の絆を大事に」という、決意とはうらはらに、テンを恋しがっている私です。 
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by karihaha | 2005-09-10 00:32 | ブログ | Comments(2)